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もしも…の時でも「儲るネタ」を準備する方法

SPECIAL

波及営業コンサルタント

有限会社 日本アイ・オー・シー

代表取締役 

取引先のネームバリューで次々に新規開拓を実現する「波及営業戦略」を体系化した辣腕コンサルタント。特に技術系のメーカー企業や、特殊な加工、取り扱い品、異色サービスなどを手掛けている企業の販売戦略の再設計、大きく売れるようにする仕組みづくりに定評。

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現在、世界同時不況が強く懸念されています。

そして、まさかの戦争も…きな臭い時代に突入しました。

中長期的には、日本の成長は期待できますが、中小企業経営においては、短期的な課題をいかに乗り越えられるか…も大切です。

資金繰りがショートしては、事業は存続できませんから。

不測の事象がおきたときに、どう対応するのか……頭の準備対応だけはしておいて損はありません。

「未来をどう予測するか」は専門家に任せるとして…

「懸念される未来が来た時にどう振る舞うか」は、それぞれの企業経営者が考える必要があります。そのための面白い方法を今日はお伝えしたいと思います。

私が、20代前半でお世話になった新商品開発専門のコンサルティング企業の社長は、よく「時代を見る目が大事だ!」と言っていました。

新商品開発は、時代を見る目が、成功するか否かに強い影響を及ぼすからです。

時代を見て、これが今の世の中に受けいれられる商品は何か…。この時代を見る目が正確であればあるほど、商売は成功します。

では、どうやったら時代を正しく見る事が出来るのか?

これは、多くの人達が言うように、歴史に学ぶことが、最も的確です。

当時、私のボスは、何か調べごとがあると、いつも「図書館に行って、調べてきてくれ…」と私を使いに出していました。「国会図書館」や「日比谷図書館」。同行してもらい、情報を見方も教わったことがあります。

その中でも、鮮明に覚えているのが、ある時代の新聞を流し読みすることです。

日比谷図書館には、大東亜戦争直後の「朝日新聞」を閲覧することができます。もちろん、バブル崩壊直くらいの近代情報なら、「毎日」「読売」「日経」などの他誌も閲覧することができます。

「ある時」が、やってきた時の時代の前後をみることが出来るので、“時代は繰り返す”ことを意識してみれば、自社が同じ時代にたたされたときの振る舞い方を想像することが出来ます。

それには、過去の新聞から、その当時の「広告出稿企業」や「世の中で受け入れられた書籍」を見るのが一番です。

 

広告出稿には、それなりの投資が必要です。

その投資を続けている企業は、儲っているから続けています。

その業種は果たしてなんでしょう?

 

その時代に売れている書籍は、時代の認識を象徴しています。

つまり、大きな流れでの消費者心理が読みとれます。

そのときに売れていた書籍はなんでしょう?

 

すべて図書館に情報が眠っています。

これから起き得る不測の事態がもし本当にきたら……その事前準備をしに図書館に出掛けてみませんか?

 

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