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中小企業 ダイナミックプライシングとの向き合い方

SPECIAL

DX事業立ち上げコンサルタント

有限会社 アクトコンサルタント

代表取締役 

顧客とDX事業を一緒に構築するコンサルティング営業をめざす営業部の構築を支援します。

某中小企業経営者さんとの雑談です。

「中国は、日本と比べてAI活用進んでいますね~
読者の心理を読んでメールの内容を変えるなんて」

「はい、AIだけでなく接種も進んでいますよ。
自治省によりますが私の中国人先生(31歳)は既に2回済」

「何でも早いですな~ ところで、サブスクと同じく、ダイナミックプライシングも最近マスコミの話題になりますね。
JR東日本がコロナ対策で検討しているとか…
ピーク時に平準化というか、需要と供給のバランスというか。

大企業はいいですな~ 多額の投資ができて
AIが価格を設定してくれ、商品が最適な価格で売れる」

「いや、そんな事はないですよ。中小企業には別のチャンスが…」

サブスク同様、市民権を得たダイナミックプライシング

記憶に間違いなければ、プロ野球の横浜DeNAベイスターズ
2018年より「フレックスプライス制」として、対戦チームや時期に応じたチケットの販売がスタート。
これ以外にも、ホテルや航空券、大手家電量販店なども積極的に検討・導入が進んでいます。

ダイナミックプライシングは、AIが膨大なデータを活用し最適な価格を提示しますが、一方デメリットもあるのです。

例えばアメリカでは、巨大ハリケーンの襲来時、防災用の需要が高まった結果、Amazon内で水の価格が急騰したことが問題視されました。

日本でも同じような現象が起きています。

10年前の東北大震災の時に、防災グッズが全国で異常な価格高騰に陥り、社会から非難の的になった企業をたくさん見てきました。

人間の心理や行動を読んで、価格を変動させる。

これが中小企業の経営として理想の姿か?
経営者は顧客とどのような信頼関係を結びたいのか?

その姿勢が問われています。

価値と価格、中小企業が低価格戦略で大手に勝てないのは自明の理。

ダイナミックプライシングの市民権を機に皆さんは、自社の価値を認めてくれる姿勢を顧客に示していますか?

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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