人の動きが再活発化する。そして人が動けばギフト需要も爆発する!!
「先生に指導していただいているギフト事業、何がなんでも成功させたいです!」
コロナによる強烈な逆風と必死で戦いながら新たな事業の柱としてギフトに取り組んでいる当社クライアントのT社長が、先日の訪問時におっしゃられた力強くも切なる言葉です。
本来であれば、約1年ほどの間にギフト商品開発や、ECなどギフト販売の仕組みを構築するのですが、コロナがいきなりやってきたこともあってなかなか前に進められずいました。
ここにきて独自性が高いギフト商品がようやく形となってきて、秋頃には新ブランドとともにデビュー間近!!になってきたのです。
いよいよ満を持して世に出ていく訳ですが不安もいっぱい。ですが、期待もいっぱいです。
「何がなんでも成功してほしい!」というのは指導を続けてきた私も同じで、事前に懇意にしている年商数百億円の大手ギフト会社にほんの少しだけチラッと見せたところ「完成したらすぐに案内してほしい!」と、百戦錬磨のギフトバイヤーから申し出てもらえたほどに仕上がりつつあります。
さて、昨今のワクチン接種からようやくコロナ明けへの兆しがようやく見え始めた中、このギフト市場がどうなっていくかをここで考えてみましょう。
昨年は人になかなか会えないと言う中で、巣ごもり需要からギフトも一気にネット通販利用へとシフトしました。
儀礼的なギフトとしてまだまだ需要の大きい中元・歳暮において大手百貨店では来店を促せない中、EC利用を顧客に勧める動きが活発化し、ネットに馴染みの少なかった百貨店の中心顧客層である年配のお客様にもネット利用が急増し、今年も一定数では継続されるでしょう。
とはいえ人が動き出しますので実店舗や観光、旅行、エンタメなどはGotoキャンペーンの再開や、我慢し続けた人々がコロナで余っていたお金を吐き出すのは明らかでV時回復するでしょうし、ビジネス出張もテレワークやオンライン会議などが定着しましたのである程度は残るでしょうが、動きを少しずつ取り戻すでしょう。
”人が動く”=“人との関わりが増える”=“ギフト需要が再活発化する”とういうことです。
そもそもギフトというのは、モノではなく”コト”です。ですので、モノでなく、お金でなく、モノやお金で”表す気持ちや言葉”もそうですし、無償の愛ですら「ギフト」です。
人と人との”絆”を繋げ続けたり、もっといい”関係”を築いたり。その絆や関係の中で、”喜び”や”悲しみ”を表したり。
そこに介在するコミュニケーションツールが、ギフト商品であり、ギフトサービスです。
行きたくても行けなかった旅行や出張、会いたくても会えなかった家族、友人知人。人それぞれ様々にありますが、日本国中が今、噴火直前の火山のようにマグマだまり状態です。
そこに先に述べたモノやカネだけでは計れない、コミュニケーションツールとしてのギフト商品、ギフトサービスをどれだけ”人の心”を捉える内容にしておくか。
ECや企業SNSでの表現、営業時の提案書など、どれだけその価値を伝えたい相手に、しっかりとわかりやすく伝わる内容にしておくか。
あなたの会社がまだ様々に準備が出来ていないのであれば、コロナ明けに必ず爆発する全体需要だけでなく、ギフト需要にも備えておかねば大きな勝機を見失います。
少なくともこの爆発は来年までは続くでしょうから、今からでもしっかり準備を進めて実行へと移してください。
考えるだけではダメ、前例踏襲もダメ、思考停止はもっとダメ。
考えて、準備をして、”動く”。
さあ、V時回復、需要爆発へ備えましょう!!
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