期限を決めるから出来る
さて今回は、「期限をきめるから出来る」です。
私の直販受注サポートを受け、卒業されていった方に、たまに連絡を取ってお話しする機会があります。
もちろん直販元請化の進捗を聞くわけですが、その答えは、ほぼ二極化してきます。
ひとつは、もちろん順調にお客様を増やして、売上も利益も出ている方。
なかには、うちより高い契約率や、売上を上げている方もおみえです。
とっても嬉しいことです。
でも、一方で、
あれから、だんだん直接の仕事は減っている。
減っているから元の下請仕事で売上を立てている。
そんな、ちょっと残念な話になる事があります。
もう少し、その理由を伺うと、
下請工事が忙しい。工事は待ったなし。
それで直接のお客様はどうしても後まわしになる。
チラシも最近打っていない。
直接仕事の見積り提出が遅れがち。
大体、こんな感じの言葉が出てきます。
「それって、仕方ないことですか?」
そう伺うと、
「いっしょに取り組んでた時は出来たけどね。」
「やろうと思ってるんだけどね。」
「なかなか時間が取れない。」
「もう少し下請工事が収まったら。」
そうお話される方が多いです。
下請工事と、直接工事。
いったい何が違うと思いますか?
工事の内容でしょうか?
同じですよね。
では、何が違うか。
相手からの強制力の違いですよね。
元請さんの工程通り、やり方通りをしないと売上にならない。
一方、自分の仕事は自分の都合でやりくりできる(と思っている)
「期限を決めるから出来る」
このことに集約されるのではないでしょうか。
期限のある見積提出だから、夜遅くまで掛かっても提出。
期限のある工事だから、応援を呼んで損してまでそれに合わせる。
期限のある締め日だからその期日までに請求書を届ける。
のではないでしょうか。
直接受注工事は、チラシを打つ日も、工事予定も自分の都合で決められるし、見積提出日も決められる。
一見、楽そうに思いますが、全く違います。
自分で期限を決められるということは、自分で決めていないと、どんどん緩むということです。
ここをしっかりした意識で乗り越えないと、折角上げた直接工事比率は、坂を転がるように落ちます。
苦労して、手に入れた直接受注のやりかた。
本気になれば、必ずいい状態に戻せます。
「期限を決めるから出来る」
もう一度、気を引き締め、強い強制力と期限を決めて取り組みなおしてほしいものです。
直販受注経営を知りたい、興味がある、やってみたい!
うちの会社でも実現可能なのかは、「思いたった今」こそです!
今年こそ、あなたがアクションを起こす番です。
コラムの更新をお知らせします!
コラムはいかがでしたか? 下記よりメールアドレスをご登録いただくと、更新時にご案内をお届けします(解除は随時可能です)。ぜひ、ご登録ください。
Warning: Undefined array key 0 in /home/xb528411/jcpo.jp/public_html/wp-content/themes/jcpo_theme2020/inc/inc-under-widg.php on line 4
Warning: Attempt to read property "term_id" on null in /home/xb528411/jcpo.jp/public_html/wp-content/themes/jcpo_theme2020/inc/inc-under-widg.php on line 4