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期限を決めるから出来る

SPECIAL

下請工事業脱却コンサルタント

有限会社村松鈑金東京オフィス

代表取締役 

屋根の板金工事業で、完全自前受注体制を築き上げた異色の現役社長コンサルタント。稼業を継ぐも、下請けの理不尽さに憤慨。下請け脱却を目指して20年、工事業の直販体制づくりを実現。その貴重なノウハウを同業に惜しみなく公開指導する。

さて今回は、「期限をきめるから出来る」です。

私の直販受注サポートを受け、卒業されていった方に、たまに連絡を取ってお話しする機会があります。

もちろん直販元請化の進捗を聞くわけですが、その答えは、ほぼ二極化してきます。

ひとつは、もちろん順調にお客様を増やして、売上も利益も出ている方。

なかには、うちより高い契約率や、売上を上げている方もおみえです。

とっても嬉しいことです。

でも、一方で、

あれから、だんだん直接の仕事は減っている。

減っているから元の下請仕事で売上を立てている。

そんな、ちょっと残念な話になる事があります。

もう少し、その理由を伺うと、

下請工事が忙しい。工事は待ったなし。

それで直接のお客様はどうしても後まわしになる。

チラシも最近打っていない。

直接仕事の見積り提出が遅れがち。

大体、こんな感じの言葉が出てきます。

それって、仕方ないことですか?

そう伺うと、

「いっしょに取り組んでた時は出来たけどね。」

「やろうと思ってるんだけどね。」

「なかなか時間が取れない。」

「もう少し下請工事が収まったら。」

そうお話される方が多いです。

下請工事と、直接工事。

いったい何が違うと思いますか?

工事の内容でしょうか?

同じですよね。

では、何が違うか。

相手からの強制力の違いですよね。

元請さんの工程通り、やり方通りをしないと売上にならない。

一方、自分の仕事は自分の都合でやりくりできる(と思っている)

期限を決めるから出来る

このことに集約されるのではないでしょうか。

期限のある見積提出だから、夜遅くまで掛かっても提出。

期限のある工事だから、応援を呼んで損してまでそれに合わせる。

期限のある締め日だからその期日までに請求書を届ける。

のではないでしょうか。

直接受注工事は、チラシを打つ日も、工事予定も自分の都合で決められるし、見積提出日も決められる。

一見、楽そうに思いますが、全く違います。

自分で期限を決められるということは、自分で決めていないと、どんどん緩むということです。

ここをしっかりした意識で乗り越えないと、折角上げた直接工事比率は、坂を転がるように落ちます。

苦労して、手に入れた直接受注のやりかた。

本気になれば、必ずいい状態に戻せます。

期限を決めるから出来る

もう一度、気を引き締め、強い強制力と期限を決めて取り組みなおしてほしいものです。

 

直販受注経営を知りたい、興味がある、やってみたい!

うちの会社でも実現可能なのかは、「思いたった今」こそです!

そのうち、ゆくゆくでは一生変わりません

今年こそ、あなたがアクションを起こす番です。

 

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