DX時代、経営者がやっていけない部下への〇〇〇
新年度がスタート、某社の実務担当者の一言
「当社も本年度、DX最初の一歩、RPAを導入して社内の効率化を図ってきます」
「頑張ってください。ところで、どんな効果が期待できるのですか?」
「各店からのEXCELファイル、コピペを自動化します。これで、延べ1日の作業から解放!」
「すばらしい! 社長の心意気は?」
「「私に任す」と言われています」
「…」
「情報化」という言葉が、経営に活用されるようになって40年が経過しました。
その間、ネット販売・IT基本法・SNS、そして最近ではDX。
言葉が変われど、時代の変化と共に「情報化」への感度や精度は益々高度化・複雑化しています。
そのため、経営者の中には、「私はよく分からない」と言って実務担当者に「丸投げ」されているケースを散見します。
「情報化」に無関心としか、言えません。
新しいものは、どんなものなのか?少し体感をしてみる。
もしくは使ってみた部下の感想を聞き、自社の経営に活かすか否かを考える習慣が大切です。
10年以上前、中小企業向けのECセミナーで講師を務めていた時の事です。
ゲスト講師は、1人ネット販売だけで花屋を営む女性。
当時、まだネットで物を売るのが珍しい時代でしたが、いくつかの仕組みや仕掛けで商売は繁盛していました。
でも、彼女は「パソコン大嫌い!」をセミナー中に連発。
理由は、ご主人がいつもパソコンに向かって仕事をしているので、彼女はやきもちを焼いて「パソコよりも私を見ろ!」と熱弁された事を今でも覚えています。
パソコンは嫌いだけど、ネット販売には長けた感性。
彼女がもし、江戸時代に生まれたとしても、時代の流れを見て、ビジネスを考えるセンスは抜群と感じました。
「一緒になって手を動かそう」とか「新しい言語を勉強して」と言っているのではありません。
経営者には情報化(DX)の感性を磨いてほしいのです。
DXという言葉から革新とかビジネスモデルや新しいツールが次々と生まれています。
ハードではIoT機器やVR、XR
ソフトではClub house、パラレル
最近は、検索技術も進化しており動画などでどんな新しさがあるのか?
すぐに理解する事ができます。
貴方は、時代の流れを把握するアンテナを高く張っていますか?
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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