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仕事における「使命感」が強い会社を創る!

SPECIAL

ホスピタリティビジネスコンサルタント

ザ・ホスピタリティチーム株式会社

代表取締役 

「お金になるホスピタリティビジネス」構築の専門コンサルタント。ホテルやウェディングビジネスのみならず、異業種のホスピタリティを軸とした新ビジネス立ち上げも指導。

150710-0100自分にとってこの仕事における「使命」とは何ですか?

使命とは、「命をどう使うか」ということです。
一生という限りある時間をどう使うか?
このことが、私たちの「人生の質」に求められています。

皆さまにとって「自分の使命」とは何ですか?
今、どう命を使っていますか?




 もちろん、子供を一人前に育てる、地域貢献なども大切な使命のひとつだと思いますが、やはり、人生の時間の大半を費やす「仕事」における使命が最も重要ではないでしょうか?

 私にとって仕事の使命とは、弊社のビジョンにもなっていますが、「ホスピタリティで人を輝かせる」ということです。

 自分主体ではなく、相手を主体に考えるのがホスピタリティです。お客様に対しては、如何にお客様の事を主体的に考えてお客様に喜んでいただけるサービスを提供できるかどうかということですし、社内に関しては上司、部下、仲間に対しては自分だけ良ければそれでいいと いう事ではなく、上司のこと、部下のこと、仲間のことを主体的に考えて、お互い気持ち良く仕事をして、チーム一丸となって目標達成に向かうということになります。

 つまり、対お客様、対社内共に各個人のホスピタリティの体現により、お客様も、上司も、部下も、仲間も輝けるということになります。もっと言えば、家族、社会、自然に対しても同じことが言えます。 従って、このホスピタリティという考え方の浸透や体系化を通じて人を輝かせるということが、残りの私の人生で最も大切な使命だと思っています。

 私は、色んな業種の方々に「あなたのこの仕事の使命は何ですか?」と質問することがあります。その中で、当然、答えられる人、答えられない人が居るのですが、 総じて言えるのが、この質問に「明確に答えられる人のほうが良い仕事をする!」ということです。

 何となく、給料がもらえるから9:00から17:00まで仕事をしているのと、自分の使命感をしっかり持って仕事をしている人とでは、仕事の質が大きく変わります。

 ある介護福祉士さんは、「自分は小さい頃、おじいちゃん、おばあちゃん子だったが、自分が幼い頃に、おじいちゃん、おばあちゃんを亡くしてしまった。だから、今、介護福祉士になって、自分のおじいちゃん、おばあちゃんにできなかったことを、やっている。」と言っていました。

 あるウェディングプランナーは、「自分の両親は、自分が中学1年の時に離婚しました。その時に、僕はとても辛い想いをしました。だから、自分がウェディングプランナーになって、離婚をさせない結婚式を創るんだ。」と言っていました。

いかがでしょうか?

 同じ介護福祉士、ウェディングプランナーでも、そのような使命感を持って仕事をしているスタッフと、していないスタッフと仕事の質が大きく変わることはお分かりいただけると思います。

 それでは、今、その質問に答えられないスタッフにはどうしたら良いか?

 それには、まず、使命感を持つ大切さを伝えることと、それを考えさせることが重要です。

 私たちは、この仕事において世の中の使命の果たすことで生かされていることを。
 そして、その前に経営者であるあなた自身の使命は自社のビジョンと直結しているはずです。そのことは社内で共有されていますか?そのメッセージはスタッフに伝えていますか?そのことによって、社員の行動や、求人の際に集う人財も変わってくるはずです。

命をどう使えば、自分達が生かされるか?
そのことが共有されている会社は強いです。

 もしも、何かに迷ったり行き詰ったら、なぜ、自分がこの仕事をしているかを原点にかえって考えてみてください。

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