DX時代に考えるべき2025年の〇
某営業マンと提案書支援時の一言
「大森さん、FPのDX時代…で日通の記事を読みました。今、某物流会社への提案書を作成中顧客からのRFPによる要件定義はバッチリです。加えてDXを入れた方がいいですか?」
「企業規模によります」
「従業員340名、保有台数は220台です」
「なら、私は入れる」
コロナを機に、急成長著しい「物流業界」
情報システム部門から、既存システムの見直し・改善で早急に効果が出るように、提案依頼がきます。
ただ、単なる既存システムから改善では限界があります。
その理由は、良くするという発想を抜けきれず、システムは、益々複雑化する可能性があるからです。
業界での課題は「小口配送」「人材不足」による従業員への負担増。
その対策としての「共同配送」「自動運転・ドローン」「AI活用」
この中で最も注目されているのが、今のシステム改善よりも荷主の在庫・発送管理に向けたデジタル化とAI予測です。
我々は、システム改善の支援を実施しながら新たなビジネスモデルを顧客と一緒に考えるのです。
受託やSESの市場は減少傾向、成長領域クラウドは競争の主戦場。今こそ、その次を睨んだDXに向けた提案は必要です。
このことは平成30年9月に経済産業省が公表したDXレポートでも次のようにまとめています。
以下引用
「顧客が提示する仕様に合わせたシステム開発の受託者から新しいモデルを顧客と一緒に考えるパートナーへの転換が求められている」
「既存システムが残存した場合、2025年までに予想されるIT人材の引退や…(中略)…日本の経済損失が最大12兆円/年(現在の3倍)にのぼる可能性がある」
題して2025年の崖
業界動向の把握・システムの改善に加えて新たなビジネスを創出するDX
貴方は顧客のRFPを超え、「2025年の崖」に向けた提案意識がありますか?
今回も、最後まで読んでくださりありがとうございました。
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