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「なぜ、チェーン企業が経営革新で上手くいかないのか?その理由は、企画の中身にあるのではなく、〇〇にあります」

SPECIAL

人時売上改善コンサルタント

株式会社 レイブンコンサルティング

代表取締役 

儲かるチェーン店をつくっていくには、時代はいま、「画一化」から「個店力最大化」へと変わっている! 多店舗展開するスケールメリットと、一店一店の魅力を強くして収益力を圧倒的に強くしていく実務とは…。

「先生、うちは、トイレ掃除は管理職でやってます。また、出来るだけコストをかけないように、本部人員も増やしていません。それでも中々人時売上はあがってきません、どうすればいいものかと・・・」

セミナーにお見えになった、とあるチェーンの社長さんからのご相談です。

――――経費を削る 内製化する、それだけでは生産性はあげることは出来ません。ハッキリ申し上げました。

止める・削るだけでは、わずかな利益を生みだしていた活動が止まるだけででなく社員の貢献意欲も下がるからです。必要なコトは 生産性の低いことから高いことに、お金の使い方を切替え、その目的を社内に丁寧に伝えていくことです。

人口が増え売れていた時代であれば、商品と店舗運営で回すことができたわけですが、昨今のように、売れない時代は、少数で店舗運営を回していくために、知恵を出すことと、お金の使い方を劇的に変えていく事が必要になってきます。

なんといっても企業の9割は店舗人員ですから、店舗をより少ない人数で回すための、生産性改善のしくみが必要となりますし、それを担う部門も必要です。

前出の清掃の内製化などは、そこで、外注がいいのか?内製化が良いのかを見極めて設定していくことになるわけですが、社長さんが、どこそこの企業で「トイレ掃除を社員がやったら意識が変わって業績も変わった」ような話を聴いてこられ、マネすると、不満は残っても、利益は残らないといった思いもよらないコトが起きます。

もちろん社長さんもクリンネスが重要なこと、それによって売場も綺麗になり、衛生意識が高まることを期待されて管理職の皆さんに指示されたわけですが、社員側にしてみれば、残業がつかない人がやればコストが下がることを社長は期待している。と取り違えてしまうのです。

また、誰にでもできる清掃内製化を自社のアルバイトの方がやるのであればまだしも、単価の高い管理職がやることで、本来やるべきマネジメントができず生産性が落ちるようでは元も子もありません。

冷静に考えてみれば分かる事ですが、作業が発生する場合には、必ず実費がかかるということです。ところが、社員がやればタダという、この前提ですと、正しい人時が把握できないことから生産性があがることはありません。人時売上改善は、やり方手順がありそのスタートが業務実費の棚卸なのはそのためです。

実際にやってみると分かるのですが、社員がやってきた、細かい雑務を足し上げるとそれが半分以上以上というひとが結構な割合でてきます。

「社員が、品出しや商品加工、レジの応援に入るのはあたりまえでは?」という声が聞こえてきそうですが、

年に数回こうしたこ支援にはいるのならまだしも、毎日こうした業務に忙殺される社員がいたとすると、アルバイト作業を倍の単価の社員がやることを容認しているわけで、これでは生産性が上がらないのは 誰の目にも明らかです。

前職時代もこういったことへの、理解が進まず、パートさんから、同じ仕事なのに、なぜ社員だけ給料やボーナスが高いのか?という課題が解決できず7年もの間 人時売上が低迷のままだったのです。

一方で、今、業務改革に取り組まれているスーパーマーケットチェーンでは、店舗業務の構造改革を進めるべく、業務のあり方について定義した上で、作業指示書を作り、それらを駆使することで、毎年2桁の改善進めています。

どんなに社長一人が人時売上目標を掲げ「やるぞ!」と叫んだところで、仕組みを作り、実行プランと実務が伴わなければ、波及させていくことは出来ません。

今は、その中身がぼんやりとしているいことから、単に止める、削るといった表面上の改善しか手がつけられないのです。

詳しくは、セミナーでお話ししていますが、チェーン企業が経営革新で成功していくためには、こうした止める・削る+増やすための計画を策定していくことなのです。

さあ、貴社では、まだ、仕組みに目を向けず、精神論で「人時売上達成!」と叫び続けますか?それとも、仕組みを作りながら人時売上を上げていきますか?

 

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