大きな商談を受注するための〇〇〇
「こんなこともあるのですね。営業っておもしろい」
成長著しい某営業マンからの電話です。
新規顧客から案件をいただきましたが数日前に失注の連絡。
ところが今日、再び電話があり、「実はまだ決まっていなくて来週役員会でプレゼンしてほしい」との事
本人は「再度、挑戦の機会をもらった!」と意気込んでいました。
大森は冷静に一言
「敗者復活戦です。リスクをとる勇気がありますか?」
「…」
他社の奪還など、大きな商談をめざす際、既存顧客中心の営業活動に比べると勝算は非常に低いものです。
一流営業マンは、取引のない企業でポテンシャルが大きいと感じると、TPOに応じて、大きな「かけ」をします。
競合の失注が覆った理由は何?!
だれが、いつ、どんな発言をしたの?
プレゼンはだれが参加するの?
役員会での本当の決定権者はだれ?
その人に「ささるメッセージ」って何?
これらの情報がないと、プレゼンはどんなストーリーがベストなのか?
描けません。
なぜならば、相手に訴求するための情報量が少なすぎるからです。
そんな際、大森が現役時代に
「日頃面談している方のお話を疑って、キーマンにいきなり電話で聞いてみる」
「役員の名前を見ながら、組織で働く力関係に 大胆な仮説をたてる」
「いきなり、社長にラブレターを書いてみる」
顧客の担当者から
「裏でコソコソするな!」
「俺の立場を潰すな」
と叱責を受けるかもしれません。
この時こそ、上司の登場です。
「申し訳ありません(平身低頭)若いものが勢い余ってご無礼しました」
最悪、担当営業(私)が交代すればいい。
それよりも、会社として受注確率があがる方が大切なのです。
商談とは表面上「きれい事」ですが、現実には、一歩踏み込まないと見えてこない世界がたくさんあります。
できレースの提案依頼
ギブテクで政治決着した商談
計画倒産を前提とした契約
今流行りの、半沢直樹の世界です。
一流営業マンに向け、時には、リスクをとった営業活動に挑戦する。
貴方は、ニューノーマルな時代を迎え「ハイリスク」の営業戦略を考える力がありますか?
今回も、最後まで読んでくださりありがとうございました。
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