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製造業における知財活用の認知

SPECIAL

知財・ライセンスの収益化コンサルタント

株式会社 IPMaaCurie(アイピーマーキュリー)

代表取締役 

知的財産、マーケティング、マネジメント…を融合し、ライセンスによる収益を恒常的に得る仕組を創るコンサルタント。「見えない有益資産」である知的財産を見える化し、将来、億単位の収益向上に繋がる新たな収益力を引き出す独自の仕組みづくりに定評がある。

今回はお盆期間中ということもあり、少し閑話休題的な話をさせていただきます。

「半沢直樹」というTVドラマが放送されていますね。
約7年前でしたか、前回のシリーズも非常に高視聴率で、「倍返し」という主人公の決め台詞が流行語大賞に選ばれる等、社会現象にもなったドラマと記憶しています。私も途中からですが視聴していました。

9日の日曜日に、第4回が放送され、ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。その中で、電脳雑技集団が以前に買収したゼネラル電設(現在は電脳電設)という会社の特許に主人公が目を付け、この特許技術の実用化支援をする代わりに、電脳雑技集団の秘密を教えるよう電脳電設の社長の息子(電脳雑技集団の財務担当だったが退職させられていた)にお願いをするシーンがありました。

原作をお読みになった方はわかると思いますが、原作にはこのような描写はありません。

原作者である池井戸 潤さんの小説に「下町ロケット」がありますが、こちらは製造業がメインで特許譲渡に関することも取り上げられていますが、「半沢直樹」の原作にはそのような描写はなく、ドラマ独自の設定になっているようです。

改めて、中小の製造業では技術力をアピールする手段として特許が有効であり、それを事業化するために特許の活用が必要ということを示した一端だったように思います。
知財活用の重要性が認知されていることにも繋がっているのかもしれません。

ドラマを見て思ったことを書き留めさせてもらいました。

 

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