ネガティブ内向型人間の優位性とは!?
(前回に引き続き、ネガティブ内向型の話です)
内向型人間には、内向型人間にしかない才能があります。
私が主宰している安心安定のカウンセラー起業講座にも、毎回、外向型人間に混じって内向型人間もたくさん来られます。
一般的には
内向型はおとなしくて、友達が少なく後ろ向きでネガテイブな人が多く、
外向型は明るくて、友達が多く前向きでポジティブな人が多いイメージです。
内向型、外向型の他のチェック方法として、
外部の刺激に敏感に反応するのが内向型。
外部の刺激におおらかなのが外向型と言われています。
敏感な内向型は、変化に弱くて動揺しやすい。
おおらかな外向型は、変化に強くて動じない。
こうして特徴を比べてしまうと、圧倒的に外向型の方が優れているようです。
確かに内向型は何かにチャレンジして失敗した場合、クヨクヨと落ち込んでしまいやすいです。
さらに、失敗した自分が周りからどう見られているかも気になってしまいます。
周りの目が気になるので、新たなチャレンジができなくなってしまい、行動できない自分にダメだししてしまうようにもなります。
こうなると、かなりの悪循環に陥ってしまっています。
深い悪循環に陥ってしまうとそこから抜け出すのに時間がかかってしまいます。
私自身、超ネガティブ内向型人間でその性質が悪い方に傾いてしまい、引きこもりになってしまうまで深い悪循環に陥ったことがありました。
自己啓発本を読み漁ることで、なんとか這い上がろうとしていた時期もあります。
自己啓発本を読むと、ポジティブ思考になる方法や自信を持つ方法。
あるいは、パブリックスピーキングを身につけて影響力を持つ方法等、外向型人間が元々持っている才能をさらに伸ばすように促してきます。
こういった自己啓発本は外向型の人が学ぶとどんどん吸収して成長できます。
逆に内向型の人が学ぶと、ちっとも成長しない自分を見てさらに落ち込んでしまうことがあります。
「やっぱり内向型は何をやってもダメなんだ」と思うかもしれませんが、そうではありません。
物事には必ず2面性があります。
人の目が気になる繊細さは、それだけ思慮深いということです。
それに、自分にダメ出しできるのは失敗から学べるということです。
物事にすぐに反応して不安になるのは、未来の大きなリスクを避けられるということです。
大事なのは、内向型だからダメだということではなく、しっかりと内向型の特徴を知ること。
そして、内向型の特徴をプラスの成果が出るように活用していくことです。
内向型の人は、基本的に人前で喋るのが苦手な方が多いのですが、好きなことに関しては例外だったりします。
例えば、オタク気質の人で、普段は大人しい印象の人も得意な分野になるといつまでも喋り続ける人がいますよね。
あるいは、研究者とかミュージシャン、画家も内向型が多いです。
基本的には1人で(あるいは少人数で)ずっと好きなこと、得意なことに没頭しています。
ミュージシャンであれば、音楽番組のトークになるとめちゃくちゃ大人しい人でも、いざステージに立つとファンを魅了する圧倒的なパフォーマンスができます。
それと似たようなもので夢中になれるものが見つかれば、内向型の人も外向型の人にも負けないほど物凄い能力を発揮し始めるんですよ。
むしろ、外向型を凌駕するくらいの才能を開花させることも可能です。
リスクマネジメントに優れ、失敗をしてもそこから学んで大きく飛躍することができる。
冷静な目で世の中を眺めることができるので、より深く物事を追求することにも長けています。
その内向型の性質を持ちつつ、夢中になれる分野に関しては、外向型の人のように振る舞えるわけです。
能力の良いとこ取りができるのです。
ぜひ、内向型の人は自身の可能性の大きさについて考えてみてくださいね。
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