コロナ禍前とは違う!「with コロナ」時代の完全NGワード
■今の時代に、これは言ってはいけない!
「with コロナ」の生活が始まり、自粛生活を終えた体験談がネットニュースなどに上がっています。「コロナ鬱」「コロナ離婚」など、そのキャッチーなキーワードで目を引く記事が多いですが、そのなかで、読んで思わず深く納得した内容がありました。
簡単に言うと、「まずは会いましょう、という人には気をつけろ!」という内容のものでした。
確かに、コロナ禍前であれば、ある一定層からは、評価が得られたかもしれません。ですが、「whit コロナ」時代では、完全にNG!
理由は簡単。このひと言に尽きます。
――相手のことを全く考えていないから。
誰もに感染リスクがあるとき、そんなリスクを敢えて取りたいと思う人はいません。そのために、いかに日常業務に支障ないように続けるかに、みんな苦心しているのが今の状況です。にもかかわらず、リスクのない時代の感覚のままで、相手に自分都合を押し通そうという態度が問題なのです。
そして、こうした発言をする人は、IT関連に弱い人が多い・・・・・・、オンラインへの苦手意識が強い・・・・・・、というのが、本当の理由のようです。
確かに、対面営業のほうが効果的だと思っている人も少なくありませんが、オンラインがいいか、リアルで会ったほうがいいか、という選択肢をほぼ投げています。
時代に合わない言動は、その裏に隠れた心理まで見えてしまうので、言うのであれば、それをフォローできる十分な説得力をもって口にしなければいけません。
■困った状況のときに見えてくるのが“素”の部分
先週には「東京アラート」の発令がありました。その影響で何度もリスケを繰り返していた案件が、またもや変更になってしまい、コロナ禍にあることを身をもって感じました。
案件の規模によって、弊社では他スタッフとチームでやることも少なくありません。今回の案件は、キャリアも実績も相当の方々(つまり偉い人ですね)と一緒なので、度重なる変更などは、「重ね重ね、本当に申し訳ございませんーーー」と、ただただ恐縮するばかり。今のコロナ騒動では仕方がない、といえばそれまでですが、イヤ味の一つでも出てきそうな心のなかでは、「いい加減にしろよ!」と思ってもおかしくない状況です。
そんなときの対応や言動は、その人の素の部分が見えることが多く、それは後々の関係にまで影響してきます。今回の方々は、「この余裕は自信かくるものか?」と思わせることばかりで、時には私が労いの言葉までもらうこともあります。
コロナの状況下では、程度の違いが少しずつはあっても、仕事関連、居住地域、家族構成など、ある共通点があれば、ほぼみんなが同じ状況に置かれています。それが世界各国、どこへ行っても“みんながみんな同じ状況”にいるわけです。
みんなが同じ立ち位置にいる、それも誰もがストレスフルなとき、平常時には気付かなかった“その人”の本来の姿が見えてしまいます。そんなときこそ、自分だったらうれしい、と思えることを相手にもする、その余裕はなくしたくないと強く思う「withコロナ」時代の仕事のワンシーンでした。
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