コロナハラスメントで「疲弊する職場」と「乗り越える職場」の違い
新型コロナウィルスが経済に与える影響は甚大なものがあります。
私のクライアントのホテルでは、2月までは客室稼働率が80%を超えていたのに対して、今は8%となっており、インバウンドも見込めない中、どうやってこの難局を乗り越えていくか、まさに死活問題だと社長が嘆いていました。
全国の緊急事態宣言が解除された後も、営業をする側も、利用する側もしばらくは全体的に自粛モードは続き、長期戦が余儀なくされています。
そんな逼迫した中で、人間の心は追い込まれて、
「営業ができないこと」
「お客様が来ないこと」
「資金が回らないこと」
「給料を補償しなければならないこと」
全ての面で、経営者やリーダーはストレスを抱えて、従業員に対する「ハラスメント」が増えています。
こんな中で経営者やリーダーはどんな思考を持つべきなのでしょうか?
私がその中で重要だと感じるのは「自己肯定感」です。
自己肯定感とは、自分の存在そのものを認める感覚であり、ありのままの自分をかけがいのない存在として肯定的、好意的に受け止めること、
そして、自分が自分をどう思うかという自己認識が自己肯定感を決定づけています。
従って、部下や従業員に対して「ハラスメント行為」が起きているのも、誰の責任も追及できない中で、先行き不安な自分の心情を部下や従業員に矛先を向けて、怒りや不満という感情をぶつけていることに過ぎないのです。
そもそも自己肯定感の低い人は、自分の弱さを見破られない為に、あえて虚勢を張って、強がって生きていると言われています。
何か突っ込まれたり、文句を言われた際に、立場を利用して「怒り」をぶつけることで、相手に自分に対する付け入る隙を与えないように振舞っている、
つまり自己保身的な行動をする傾向があります。
このコロナ状況下においては、もしかすると、より鮮明に自己保身的な行動をしてしまっている可能性があるのです。
確かに、一番苦しいのは会社を経営している経営者であるかもしれません。
しかし従業員も、この先に不安を感じて苦しんでいるのです。
まずは、自分の心情を見直し、自己肯定感を高めて、
「やればできる!」
「コロナに絶対負けない!」
「明けない夜はない!」
といった自分への鼓舞や励まし、肯定的な言葉を自分に言い聞かせて、従業員と一緒に、この難局を乗り越える勇気を持つことが重要です。
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