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「特需の小売りチェーンが陥る罠、生産性改善の最大の敵は○○!ここを外さないようにするのがプロジェクトでの社長の仕事」

SPECIAL

人時売上改善コンサルタント

株式会社 レイブンコンサルティング

代表取締役 

儲かるチェーン店をつくっていくには、時代はいま、「画一化」から「個店力最大化」へと変わっている! 多店舗展開するスケールメリットと、一店一店の魅力を強くして収益力を圧倒的に強くしていく実務とは…。

「先生の本を、ある講演会で知り、これはウチで起きてること。やらなくては!と直感したんです」と とあるチェーン企業の社長さんからのご相談です。

聞くところによると、これまでも、何回かそういった先生にきてもらい「カイゼン」的なものはやったものの、社内の抵抗があり上手くいかなかった。とのこと。

――――「ニンジ生産性改善」とは、個人のペースでやるやり方を 会社が儲かるやり方に変えていくことなので、それ相応の準備が必要です。と申し上げています。

小売りチェーンは売上を上げるため、商品発注して到着した商品を加工して売場へ並べる作業が日々行われてるわけですが、その殆どが人の手によるものです。商品量が増えれば、人を増やす人海戦術のため、人件費が上がり、今のやり方でいけば、やがて利益が出なくなるのは火を見るよりも明らかです。

すでに多くのチェーンで、ここ数年、営業利益段階で、大変厳しい状況になっているのは周知の通りです。そんな最中、コロナ特需で、スーパーやホームセンターでは、売上が二ケタ近く伸びる状況が続ています。

現実問題として、そこでは、予想だにしないお客様の来店状況の中、マスクに代表されるメーカー品切れ、清掃や衛生管理の増大、ソーシャルディスタンスといったことに多く手がかかるようになってきています。こうしたことは、誰もが気づいていても、忙しさのあまり、どれくらい企業の負担になっているのか?把握されている企業はほとんどありません。

これまで売上中心でやってきたチェーン企業では、こういったことに触れることなかっため、売上さえ上がれば儲かるという幻想を信じてきました。

思い起こせば、つい半年前、人口減で売上は減り、人手不足で、きつい仕事は人材があつまらない状況がありました。年次有給取得義務化、残業時間削減が叫ばれている中、人件費は上がり続けています。

今までであれば、売上を維持するには、残業も仕方がないとしても、ここまで人件費上昇していると、儲からなくなる可能性も出てくるからです。

現状小売りチェーンの、特需は一過性となりますのが、一旦上がったコストは容易には下がりません。理由は簡単で、殆どの作業が個人にやり方に依存してるため、売上増に乗じて増えた業務を、リセットする仕組みがないからです。

売れた分だけコストがかかるという仕組みが、儲からないのは誰でも解ると思いますが、大事なことは高コストの根底にある、常に、売上がもっとも高い時の人員体制で回そうとする。ことを経営者が容認してきたという点です。

一方で実際に、ご指導させていただいている企業では、売上が増えても 人時は下がるとった、仕組みで回っているため、コロナ特需でもその仕組みが働き、既に増益への道筋が見えています。

既存作業が増えることと、感染防止といった新規増の業務がどのくらいあり、トータルでいくつに収束させるか?すでに予測が立てられているからです。

これまで「売れてるんだからしかたない」という理由で、作業指示書なしで「残業」を容認してこられた企業からは

「非常時にそんなこと 言ってたら間に合わない」という声が聞こえてきますが、

――――では、通常時必要なのは 何人時ですか?とお聞きすると

みなさん「うーん」と口籠られるのです。

ニンジとは、時間当たり作業量の意味です。

作業指示書なしに、恒常的に残業を容認していると、こういった非常時の人時売上がどのくらいの値であるべきか把握できないばかりか、いざ、コロナ特需終息後、売上が下がった時、年度で締めれば利益面で大変なことになる。ということです。

こういったことを 大きくプラスに変換せるためには、これまでやってきた「売上中心経営」から 売上と人件費をひとつにまとめた「人時売上経営」で稼ぐ、経営構造早急に創ることが必須となります。

実際に、ご指導させていただいている企業では、仕事のやり方が全く変わり、人口減の厳しい自治体の店舗でも、この数値が大きく改善し、戦略資金を留保できるようになっています。

戦略資金とは、新規取り組みに必要な蓄えです。これがあることで、利益は安定し、従業員の信頼と、お客様の支持を得る大きな原動力となっています。

非常事態宣言が収束することで、再び厳しい状態戻った時、チェーン企業は、売上に対して人を配置するやり方から、作業量や物量に対して人を配置するという、新しい構造を作っていく事になります。

これによって、仕事のないところへの人の配置が不要になることから、不要な人件費の垂れ流しをくい止めることが出来、これが人時生産性の高い企業と、低い企業の大きな分かれ目となっていきます。

詳しくはセミナー、オンライン個別相談でお伝えしていますが、ニンジ売上を目標に、増益に向け多くの会社で取り組みが始まっています。

さあ貴社では、まだ、売上中心主義で、苦戦を続けますか?それとも人時売上げ方式で、大きく儲かる会社として新たな一歩を踏み出しますか?

 

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