今年のGWはどうなる?
今年(2020年)のGWが4月29日から5月6日までです。
例年のGWは、行楽や帰省で2000万人以上の人が1泊以上の旅行に出かけます。
一人当たりの旅行費用の平均額は約3万5千円です。(JTB調べ)
ただ今年は外出自粛要請が出されています。
JRは新幹線など特急列車の予約は前年同期に比べ9割減です。
このデータからも例年に比べ旅行は圧倒的に減ってしまうはずです。
近所の公園に行くとか、買い物に出かけることがあるでしょうが、在宅率は上がることになります。
いったい今年はどのようなGWになるのでしょうか?
在宅勤務の方もいらっしゃいますが、通勤電車に乗るとラッシュ時でいつもの5~6割程度だと感じます。
外出自粛要請があっても出勤している方もまだまだ多くいることは確かです。
連休だからこそGWには遊びに行きたいのに、今年は遠出は出来ません。
さらにコロナ禍の影響で企業業績が悪化し、夏のボーナスが大幅ダウンもしくは支給されない可能性もあります。
すると財布の紐も固くなります。
当然に自炊が多くなり、割高な出前・宅配・デリバリーは控えられることに。
そうは言ってもGWなのに毎日家族全員分の食事を作るのはストレスがたまります。
たまには出前・宅配・デリバリーを頼もうと、日常食のデリバリーが普段よりも少し多くなるというのが、1つの予測です。
もう1つの予測は、
旅行には行く代わりにぱっと外食にでもと思ったもののお店が開いていない。
そこで出前・宅配・デリバリーを頼もうか、それもいつもより豪華にいこう、
GWには子どもの日があり、お祝い需要もあるときですから、高級なお弁当や寿司を注文するお客様も増えるだろう、そんなことも考えられます。
もしもこう考える人が増えれば、ハレの日の食事需要向けの商品は普段以上に売れていくことになります。
デリバリー専門店であれば、どちらにしてもGWに向けて積極的に攻めていくことは必要です。
すでに4月中旬からポスティングをしている宅配専門店がありますし、宅配ピザは定期的にチラシを入れてきています。
出前館はGWに向けてキャンペーンをしてくるでしょうし、ウーバーイーツも割引クーポンを配信する可能性が大だろうと思います。
考えなければならないのは、来店と出前・宅配・デリバリーを既に行っているお店です。
来店客数が減少してイートインの売上が大幅にダウンしていれば、少しでもお金が外に出て行くことを抑えなければなりません。
しかし、多少の資金が使えるのであれば、ハレの日の食事需要向けの高級なお弁当や寿司を扱っているお店は、積極的に販売促進をするのも売上をアップさせる方法です。
今年のGWがどうなるのかはわかりませんが、少なくともGWまでは出前・宅配・デリバリーは好調であると思います。
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