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「繁忙・閑散期に対応した強いチェーンとは」

SPECIAL

人時売上改善コンサルタント

株式会社 レイブンコンサルティング

代表取締役 

儲かるチェーン店をつくっていくには、時代はいま、「画一化」から「個店力最大化」へと変わっている! 多店舗展開するスケールメリットと、一店一店の魅力を強くして収益力を圧倒的に強くしていく実務とは…。

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「人は今でも足りないのです、閑散期は回ってるんですが、ムダもあると思うので削りたい」

 先日 ご相談にお見えになった経営者の方からの質問です。

-----作業毎の時間設定をされてますか?

「どれぐらいかかったか記録するように!と言ってるんですが中々徹底出来てなくて」というお答え

日々の業務実績を記録してどうするのか分かりませんが、このやり方では何も改善が進まないことは明らかです。

人は足りない、でも生産性を上げたい。この2つの矛盾をどう考えるかということになりますが、

人が足りていないというチェーンの9割は、労働時間を実数値で把握されていません。

人が充足しているチェーンの共通点は 必要労働時間数を店長が認識をしています。

今週の売上予測が、通常より高い場合は、それに対して○○人時が必要だから、出勤人員を調整する。

これを、前週までに手当てしておけば、出勤人時と必要人時が合うわけで、人手不足は回避できるわけです。

反対に売上予測が、低い場合は、ここでも人時を調整していく、これこそが店舗マネジメントの役割なのです。

売上はいい時も 悪い時もあり、手を尽くしても目標に達しないことはあります。

しかし、人件費の因数である労働時間をコントロールするのは、十分可能なわけです。

収入が不足した部分を 労働時間で調整するには、人時コントロールは不可欠です。

そのためには、レイバースケジュールプログラム(LSP)という人時を使った作業計画システムが必要となります。

すでに、これをシステム的に備えていても活用していなかったり、まだ導入もされていないチェーンが数多く存在します。

中々普及しない背景には、このシステム自体を導入するだけでは、全く効果は産まないということがあります。

パソコンを買っても それを動かすウィンドウズやエクセル&ワードといった運用ソフトがなければ使えないように、LSPもそれを運用する手順ソフトがないと活用できません。

このLSPを使うことにより、曜日別・時間帯別の必要労働時間まで割り出すことが出来ます。

ここまでくれば、そこに人時を貼り付ければいいわけでして、「以上終わり」ということになります。

もちろん、そのためには、個人的に契約変更をお願いしたり、時給の見直しをしてくことは必要です。

人が足りていないのではなく、必要な人時が不足し、利益にならない人時が混在した状態なのです。

それを解決するためには、売上変動に対応するLSPの運用と、ムダをとる仕組みが必要です。

まずは、この2つを使って営業利益を上げるコストコントロール体制をつくることが、個店力最大化のポイントとなります。

さて、貴社では、「売上の変動にあわせコストをコントロールするしくみ」を店舗に渡していますか?それとも「今日も昨日と同じやり方」の指示をしてますか?

自社に置き換え考えてみてください。

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