知的財産をわかりやすく伝えるチャンス
「後藤さん、打ち合わせの件ですが、新型コロナの影響があるので、電話とメールでのやり取りに切り替えさせてもらおうかと思います。メールでいただいた資料を検討し、改めて相談申し上げます。」
これは、今朝、私の顧客である会社の社長からの電話でおっしゃっておられた言葉です。
新型コロナの感染は全く収まらず、7日には緊急事態宣言が出されるという話も出ています。
上記のお客様は、意匠に関する案件で出願をどうするかということと、自社が製造販売を予定している製品を売っても本当に大丈夫なのか?という心配をされているお客様で、詳細は説明できませんが、私からは電話で当方の見解の概略を説明し、現時点で権利侵害になる可能性はほぼないということと、出願の可能性はまだあることをお伝えしました。
今後、打ち合わせやヒアリングも延期か、中止か、ビデオ会議にするか、選択しないといけない場面が増えてきます。
知的財産に関する相談は、どうしても相談対象が「見えない」ため、文章による見える化が必要となり、その説明が必要不可欠です。
上述のお客様についても、電話だけではまだどうされるか迷っておられる感じで、費用対効果等、社内で検討されることになりそうでした。
このようなときこそ、「見えない」知的財産の課題を見やすく、わかりやすい形にしてお客様に示すチャンスととらえるべきと個人的には思っています。
まだしばらく、新型コロナ対策で平日も外出自粛要請が継続されると思うので、知的財産の内容と対策等をいかにわかりやすく伝えるか、私自身も研鑽を積もうと思います。
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