なぜ、心理を学んでいるのにカウンセラーは売れないの?
「なぜカウンセラーは売れている人がほとんどいないの?心理を勉強してるのに」
このように起業家仲間から言われることがあります。
こういった疑問を投げかけられるたびに悔しい気持ちが湧いてしまうのですが、たしかに、その疑問は当然でてきますよね。
カウンセラーは人の心を扱う仕事をしているので、ちゃんと集客できて、しっかり売り上げているのは当然ではないか、というのです。
ですが、現実にはカウンセラー起業した人の多くは、満足に稼げていません。
なぜ、稼げないのか?
その理由として、、、
《心理療法と集客は別物》と捉えているからです。
どういうことかちょっとわかりにくいかもしれませんね。
反対のケースで考えてみましょう。
カウンセラーでもしっかり売り上げをあげている人は、《心理療法を起業や集客に活用》しています。
たとえば、学んだ心理療法をこのように活用しています。
日々たまっていくストレスを癒やすことに使います。
あるいは、叶えたい目標はあるけど行動できないといった心のブレーキを自分で外します。
そして集客においては、クライアントの悩んでいる心理を読み取り、共感してもらえる文章を書きます。
さらには、カウンセリングを受けようかどうか迷っているクライアントの背中をそっと押すような文章を書くのです。
対人関係を扱う心理療法やビリーフを扱う心理療法を学んでいるのに、それを起業や集客に活用しない手はありません。
でも、スキルばかり学んでいつまで経っても起業しない人や起業しても売り上げが伸ばせない人は、せっかく学んだ心理療法をフル活用できていないのです。
なんとももったいなことです。
私が主催している安心安定のカウンセラー起業では、学んだ心理療法を今の自分自身に使えるようにアレンジして伝えています。
例えば、アンカリングという心理テクニックを用いて、集客に役立てることをしています。
通常価格をアンカーにすることでキャンペーン価格のお得感を出すことができます。
未来の不安を希望に変える心理テクニックでは、起業家人生を高めていくためにワクワクする未来をイメージして、具体的なアクションを起こしていきます。
このように学んだ心理療法は今の自分に毎日使っていって、自らの未来でその効果を証明していくことが大切になります。
実体験を通したものになるので、クライアントに提供する心理療法が説得力をもたらすのです。
これはカウンセラー業界だけではなく、コンサル業界でも同じことが起こっています。
例えば、自分自身の集客ができていない集客コンサルタントがたくさんいます。
笑い話みたいですが実際によくある話です。
どの業界にも結構この手の矛盾点はあるのですが、「カウンセラーなのに・・・」と言われることが多いので、しっかり見本になれるように実生活で実践していきたいところですね。
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