営業マンが好成績の時大切にすべき姿勢
「来週は上司と今期の評価面接です。成績も125%ですので、、うふふ…」
「すごいですね。でも成績がよい時こそ自分を見失わないようにしてね」
「大丈夫です」
「その顔は大丈夫ではないですね」
営業マンはとかく、目標を達成すると「ほっ」として「俺は優秀だ!」と調子に乗ってしまいがちです。
かく言う私も現役時代は、まちがいなく「ほっ」とする時がありました。(笑)
第96回のコラムで、評価面接の際には、評価だけでなく成長目標について上司と一緒に考える事をご提言しました。
今回は、目標を達成した時の大切にすべき姿勢についてまとめてみました。
結論から申し上げますと、達成したからこそ「危機意識」を持つのです。
目標を達成できた最も大きな要因は何?
その要因で自身の何が伸長したか?
上司はそれをどのように評価してくれているのか?
もう40年も前の話になりますが、私の新人時代、目標達成をした課長が、上司である部長から他の社員に聞こえるように厳しく叱責されていました。
今では完全に「パワハラ」
部長言「〇〇課長、目標が達成できたのは過去の先輩の資産で達成できたことに気がついていない。それで浮かれていたから、大切な△△社を失注したのだ!貴殿はこの1年間で何も成長していない!」
課長は眼がしらを押さえながら、うつむいていました。
このシーンを見てから、私は目標達成した時こそ顧客や自分を厳しく見つめる必要性を痛感しました。
稲盛和夫さんの名言集に、こんな言葉があります。
『常に楽天的であることは大事だが、同時に危機感も忘れない人でありたい。
余裕が充分ある段階においても、危機感を持ち必要な行動を起こすことが大切です』
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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