えっ、私ってバックシャン?
Fromノグチ
2週間ほど前、東京駅での出来事です。
見知らぬ男性が、ポンと私の肩をたたいたのです。
「〇〇さん、なに きどって歩いているの〜!」
ポンと肩をたたかれて、振り向くと、私と同年代(いや、多分若干若い)男性です。
(えっ、ああああの私、、、)
「〇〇さん?じゃないの?あー、失礼、失礼。でもよく似てるよね、〇〇さんに」
知らないっつうの、「〇〇さん」なんて
その人有名人か?
私って、もしかしてバックシャン?
(年代がかった言葉(笑))
声がかかった理由
いや違う、このおじさん知り合いの飲み屋の女の子と間違えたんだ。。。
あ〜、そうか今日のパンツ、ちょっとラメっている。。。
光り物だものね。
飲み屋のお姉さんか、大阪のおばちゃんか、光り物好き系の女に見えたんだ。
きっと、あのご同輩のおじさんは、服装で人を見分けているんだ。
なるほどね。
つまり、私は、中小企業経営者の資金繰り不安を解消する経理コンサルタントの堅い論理的な女に見えなかった。中高年男性のお友達になれそうな女には見えたかもしれませんが。
…、失敗です。
だって、この日、これからお客様に会う約束をしていたのでから
コートの下、襟を正してジャケットは着ていましたが、コートの裾から見えたパンツはちょっとおシャレなラメ入りでした。これじゃ遊び人だと思われちゃったのかも。
声をかけてもらえる服装
この人はどんなひとか。
私たちは、一目で人を判断します。
その一目、大抵はその服装。
仕事を依頼するなら、その仕事ができそうな人を選びます。
お医者さん看護婦さんも、パリッとした白衣だろうし、
コックさんも料理人も真っ白な料理人用の白衣、もちろんアイロンパリッ
金融関係の仕事であれば、カシミアの紺色のコート、スーツ、とかね。
IT企業系はラフな格好の方が多いのですが、幹部クラスになる方は、ラフでも腕時計は高額ブランドを身につけているとかね。
仕事ができるは、仕事ができているから、それなりの稼ぎがある。
だから、それに似合った金額を服装にかけているはず。
「はず!」という眼鏡がかかっているのです。
選ばれる「らしさ」
お客様は「らしい服装」を身につけている人を選ぶものです。
「人は見た目で判断してはいけません。」
これは逆説的教訓かも。
見た目はいいけど、仕事ができない。
なんてどこかの国の国会議員のようになりませんように。
―ノグチ
P.S.
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