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社長になったとき、偉くなったときの“分かれ目”とは?

SPECIAL

印象マネジメント「プライムイメージ」コンサルタント

株式会社プライムイメージ

代表取締役 

印象マネジメント「プライムイメージ」のスペシャリスト。
 社長個人はじめ、企業や事業部門を対象に、高度な印象マネジメント戦略を指導する専門コンサルタントとして活躍。主に、商品や物体、空間…を対象に行われるブランド戦略に対して、人物や服装、表情、所作…などに対しての、顧客が感じる印象に焦点を当てた、戦略的な施策指導を行うのが特徴。企業の業績向上に多大な貢献をしている。

■ハイレベルの人がさらにもっと高く

「二極化が進んでいるーー」といろいろな場面で耳にします。

できる人はよりできるようになり、上手くなる人はより上手くなり、持っている人よりより多く手にする機会が多くなる。その一方で、数年前と今で何一つ変わらないスキル、資産、その他もろもろの人もいるーーーという二極化です。

それぞれの業界、業務のなかでも、日々、二極化を感じる出来事はあると思いますが、私も今の仕事をしていて、これが顕著だな、と改めて感じています。

弊社事業の場合、「この人は、まったく問題ないでしょう」という人から、ご自身の意向での依頼が少なくありません。とくにスピーチやプレゼン関連のご依頼者に多いように思いますが、一般的には相当ハイレベルの方からのご依頼です。

その一方で、周りのスタッフが必要と感じてのご依頼もあります。この場合、要は「上の立場の方には言いにくことを、私が代わりにお伝えする」役割になります。

■偉くなるほど耳に入ってこなくなるのは・・・・・・

とくにスピーチやプレゼンなどは、一般的に上手いといわれる人はいても、それぞれの目的や個性があるので、完璧なものが毎回できる、という人はいません。そして、スキルアップは、何事にも終わりがありません。

偉くなればなるほど、周りからはネガティブなことは言われなくなる。

――というよりも、本人の耳には入ってきにくくなる。

これがわかっているかどうかが、いろいろな意味での“分かれ目”になります。そのために、客観的な視点がほしい。だから時間とお金をかけてもプロに頼むーーとなるわけです。

話は横道にそれますが……、私の趣味はYoga。最近は相当ハマっています。行っているスタジオが本格的で、ここには他でインストラクターをやっている人も教えを請いに通ってきています。いつも感心するのが、「先生になっても習いにくるんだぁ~」という素人的な私の発想に、彼女たちは「終わりがないこと」「毎回、気付きがあること」「違う視点がほしいこと」と言い、相当なハイレベルにも関わらず、もっと上のレベルに向かっていることを感じます。

結局、自分はこの程度(レベル)だからーーといって決めた時点で終わり。何事もスキルアップは終わりがないことを、自戒の意味も込めて、改めて思い知らされました。

 

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