商品化と特許化は諦めたら終わり
「後藤さん、前に打ち合わせをさせていただいたときから、約2年がたってしまいました。まだ、このアイデアを商品化する気持ちは変わっていないのですが、特許化できないとなるとどうもその後の進め方がわからなくなってしまって・・・」
これは、先週打ち合わせさせていただいた会社の社長様が、私に対しおっしゃったことを意訳したものです。
2年前に、ある商品アイデアを商品化するための支援をさせていただいており、その中で生まれたアイデアを特許にするにはもう一工夫が必要というアドバイスをさせていただいていたのですが、特許にできないという風にご判断されてしまい、先に進まなくなってしまったという状況でした。
これについては誤解を生じてしまったことについてお詫びをし、改めて当該商品のセールスポイントとなるところについて確認をし、特許化できるかどうかを議論しました。
その結果、社長様には少しアイデアのブラッシュアップをお願いしたうえで、商品化と特許化を進めることになりました。
商品を構成している技術やデザインには、特許にすることが難しいようなものもあります。
しかし、そこで「もうだめだ」とあきらめてしまっては、何のための開発やアイデアだったの?ということになってしまいかねません。
本当に世の中に役立つ商品という確信をもっている場合は、もう一工夫、二工夫し、
絞り切ったと思える雑巾をさらに絞るようにアイデアを出すべきです。
苦しいかと思いますが、商品は自分の子供と同じで、生みの苦しみは楽しみながら味わいましょう。
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