チャンスのしっぽをつかむ人、つかみ損ねる人
「チャンスをつかみたいですか?」
と聞かれたら、
「ハイ!」
多くの人がこう答えるでしょう。
「チャンスを逃しまくるぞ」
と言う人はあまりいないですよね。(笑)
それでは、チャンスのしっぽをつかむ人とつかみ損ねる人の違いを見ていきましょう。
「私がチャンスの神様です!」
と、めちゃくちゃわかりやすい形では現れてくれません。
何気ない日常を生きている中で、突然降ってわいたようにチャンスがやってきます。
そして、すぐに去っていきます。
チャンスは、同じところにとどまっていてはくれないんです。
チャンスは、時の流れを泳いでいます。
あなたもあなたの人生という時の流れを泳いでいます。
お互い泳ぎながら、出会うイメージです。
あなたは忙しく毎日を過ごしているので、しっかりアンテナを立ててないと、チャンスが近づいてきていることに、気づくことができません。
例えば、
- カウンセラーとして社会貢献していきたい
- カウンセラーとして一生食べていきたい
- 自分も癒されながら、家族も周りの人たちも幸せにしていきたい
- 悩んでいる人を救いたい
「こうなりたい」「あ~なりたい」という想いがあなたのアンテナになります。
このアンテナが強いほどチャンスを見つけやすくなるということです。
ここからです。
「あ、チャンスだ!」と見つけたときに、素早く行動できる人と、躊躇してグズグズしているうちにチャンスがどこかへ行ってしまう人と、2手に分かれます。
ためらってしまう人は、何らかのマイナス要素が浮かんでいるので行動するまでに至りません。
「なんだかしんどいし、辛いけど、変化するよりは、今のままの方がいい」
このような、現状を変えないというもともと人に備わっているシステムがあります。
これは命を守るための重要なシステムです。
今までも「なんだかしんどいし、辛いけど、ずっと命があったから、このままでいいやん」 「変になにか新しいことはしなくてもいいやん」という感じです(笑)
だけど、ぬるま湯につかっているような状態で、年齢を重ねるごとに徐々に状況が悪くなっていくことが多いです。
お湯が少しずつ茹で上がっていくのに気づかず「ヤバイ」と思った時には、本当に手遅れとなってしまうのです。
命を守るシステムではあるのですが、ちゃんとこのシステムのことを知っておいてほしいのです。
チャンスをつかむ時には、このシステムがあなたの邪魔をしてくるということです。
システムを知った上で、「えいやっ!」という思い切りが必要。
さらに、チャンスのしっぽを一度つかんだら、ギュッとつかんで離さないこと。
チャンスのしっぽは、大人しくないです(笑)
形を変えたり、動いたりしていますので、一度つかんでも不安が増大したり、本当にこのしっぽをつかんでいてもいいのかな?という疑念が湧いてきます。
これも《変わらない方がいいという命を守るシステム》であることがほとんどです。
不安や疑念が湧いたら、あらかじめ未来の最悪状態をイメージしましょう。
頭の中で漠然と想像しているのではなく、しっかり紙に書き出して目の前にバーンと見える形にしておくのがポイントです。
リスクはつきものですが、リスクをいたずらに怖がり過ぎないことも大事です。
リスクがよぎっただけで、あっさりあきらめてしまう人がかなりいます。
知っておいてほしいのは、本気になれば人はたいていのことは成し遂げられる、ということ。
いろんな方法があるのです。
一番よくないのは自分だけで考えて、最終結論を出してしまうこと。
こういう人は「他力本願はよくないから」という言葉をよく口にします。
この場面で使う言葉ではないですよ、と言いたいところです。
これだと、今までの人生の流れを変えることは決してできません。
人生を変えるためには、自分だけで考えずにちゃんと相談すること。
あきらめなければ、必ずチャンスの扉が開いてくれます。
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