第8話:限定販売の3つの機能とは?
【集客の仕組み化・営業の仕組み化・人材育成の仕組み化】、3つの仕組み化で最短ルートの成長戦略を指南する“導線経営”コンサルタント中丸秀昭です。
前回は「売上2倍に導く10の打ち手」をお伝えしました。今回は「限定販売の3つの機能」についてお伝えします。
普通に生活している中でも「限定」という文字は良く見かけるのではないかと思います。どんな「限定」が思い浮かびますか?ちょっとだけ考えてみてください。
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
数量限定
季節限定
期間限定
当社だけの~
今だけの特典付き
など・・・
「限定販売」は、今を逃したら手に入らない!という消費者心理をついた手法です。そして、「限定販売」には上記のように様々な「限定」がありますが、「限定」が持つ機能には3つあります。
先ず1つ目は価格を上げる機能です。これは季節限定や期間限定ではなく、ここでしか買えない、「今回限り」というような希少性を訴求した場合の機能です。
スーパーやコンビニなどでは大手企業の商品・サービスが目に入ってくることが多いと思いますが、中小企業の場合は当社でしか扱っていない、当社でしか提供できない、というプレミアム感の高い商品・サービスを是非検討して頂きたいところです。
2つ目は衝動買いを誘う機能です。普段であれば手に取らないものであっても「限定だから・・・」という気持ちが働くことでつい手に取ってしまいます。
3つ目は、決断を迫る機能です。人間は決断を先延ばしにする動物です。後ろが決まっていないことはつい先延ばしにしてしまいます。
ところが、期間や数量を限定することによって、「今、決断しなければなくなってしまうのでは?」というように買い手の心理が不安になるので、購買を促進する効果があります。
上記、3つの「限定販売」がもつ機能を参考にして頂きながら、自社に当てはめて考えてみてください。
次回は、「売上2倍に導く10の打ち手」の中の「価値を高める3つの手法」の3つ目「松竹梅商法」についてお伝えします。