営業マンがもってほしい自身の「大きさ」
「私は、当社の〇〇製品が大好きです。社長も、好きになるから売れるんだ!と言っています」
「その通り、自社の商品を好きにならないと売れません。でも、それだけだと寂しいと思いませんか?」
「どうしてですか?売る事が目的であり、目標ですから…」
営業という仕事は、(当然ですが)商品やサービスを販売する事です。
大切な事は、営業自らその販売する意味や背景を「どこまで考えているか?」を知ることです。
この「どこまで考えているか?」が認識できるとその人がもつ大きさが見えてきます。
商品を販売する事で顧客の事業が貢献できます。
顧客の事業に貢献できれば、顧客の業界が繁栄します。
業界が繁栄すれば税金を納め、日本が幸せになります。
これを突き詰めていきますと、世界感や宇宙感を考えることに繋がっていきます。
日本の代表的な童話作家宮沢賢治は、1930年頃「宇宙をあっと驚かせる」と言っていました。
最近ですとマーク・ザッカーバークがネット上で利用でき、国境のないデジタル通貨「リブラ」で世界を驚かせています。(最近、逆風ですが)
どちらも営業に関係ないと言われるかもしれませんが、それは違います。
なぜながら、彼らは物やサービスを売る事以上に、世界(宇宙)がよくなってほしいという絵を描く力をもっているからです。
ただ、その大きさが我々から見ると大きすぎて、驚かせるという表現に変わったと認識しています。
ので、私から見れば究極の営業マン。
ここまでの「大きさ」は無理かもしれません。
でも、できるだけおおきな絵を描く意識を養う。
絵を描きながら、顧客と接して商談をしてください。
営業の仕事は物やサービスを売るのではない、これらを通じて顧客もしくは顧客の先にあるものを一緒に解決するという気持ちを持ってほしいのです。
詳しく理解してみたいという方は、小生の「コンサルティング力を磨け」第1章4(2)を参考にしてみてください。
営業という活動の裏にある「大きさ」
貴殿はどのくらい意識していますか?
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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