笑顔があるところには、必ず○○がある。
Fromノグチ
週末 夫と共に、都内の大学病院にお見舞いに出かけました。
知人の社長さんが、入院されたと聞いて、顔だけ見に行こうと手ぶらで、お見舞いに出かけました。
手ぶらで出かけたのは、理由があります。
実は私の夫も癌患者、一年前の病気発見以来、何度か入院を重ねています。
知人の社長さんも癌患者。
初めての入院の時は、花をもらっても食べ物をもらっても、鬱陶しいだけ
そこで 同病のお互い様だから、まずは見舞い品なしで伺うことにしたのです。
違いは、「案内図」
さて、初めて訪れた病院でしたが、ちがうなぁ、、、ちょっといい感じ、
とても対応がいいのです。
休日の病室ナンバーも知らない訪問客に、守衛のおじさんまでも対応いいんです。
まず、病院の入り口で、おそるおそる尋ねたのです。
(スイマセン、お見舞いに来たのですが、病室の番号を知らなくて、、、)
守衛のおじさん、いえ、「スマイルカウンター」の担当者はにっこり微笑んで、A4サイズカラー印刷の[病院全体案内図]をカウンターの上に置きました。
案内図に私がいる場所とこれから進む道が、紺色のボールペンで書かれていきます。
警備室の位置と申込のためのカウンターがある場所を書き込んで、さらにこう言ったのです。
「今お客様はここにいます。まず、向かいのE棟に行って下さい。
工事中ですから通路は狭くなっていますが、道なりで大丈夫です。
こちらの警備室に声をかけて下されば、担当のモノがお調べできます。」
初めての病院…向かいのE棟そろりそろりと通路にはいり、教えられた警備室では、入院棟への道順と、胸にはる「訪問者のシール」をいただきました。
「入院棟の○○階へ行って下さい。その先は、ナースステーションでご案内します」
私達に話しをしている警備のおじさんの後では、同じ守衛の制服を着たおじさんが、パソコンに情報を打ち込んだり、確認したり。
個人情報を守る、と来訪者の利便性を両方保っている。。。
ゆくべきところが分かるから、不安なし
「やあ、いらっしゃい。よく分かったね、部屋番号言っていなかったのに。」
病室では、ちょっと驚いたお顔の社長さんが出迎えてくれました。
綺麗な明るいお部屋で、点滴中の社長さんが、微笑んでいました。
もし、大きな建物の中で、自分のいるところが分からなかったら、どうでしょう。
誰に聞いたらいいのか、分からない、不安だ。
その結果、汗だくになって走り回った見舞客が、病室のドアを開けたとしたら…?
あなたの会社でもお客様から、こんな苦情受けたことはありませんか?
何度か来店しているけれど、ほしいと思っていた商品は以前の棚にない!
たったそれだけで、お客さんは怒ったり、買わなかったり。
社長が持つべきお金の指標、ハッキリしていますか?
でももっと怖いのは、社長さんあなたがどこにいるのか見えなくなっている時です。
経営者であるあなたの目的地は、まずお金の指標、ハッキリしてますか?
お金の軸がぶれていったら、会社はどこに行き着くのでしょうか?
どこにいるのか、どこへ行こうとしているのか?
現在地と目的地が記載された地図を持っていれば、不安に陥ることはありません。
現在地と目的地がハッキリしていれば、行き方は選べますよね。
遠回りしたとしても、目的地は変わらないのですから、進んでゆけます。
社長さん、あなたの顔が下をむくことはありません。
―ノグチ
P.S.
自宅に戻って、さて新聞。眼鏡をかけると、エッ目の前がゆがんで見える…。どうしたんだ、私!キャー、私まで病気か。
いえ、違いました。左のレンズが外れただけ。眼鏡屋さんが、無料でちゃんと直してくれました。さらパッドやフレームの部品も取り替えてくれて、、、
で、結局もう一本眼鏡買っちゃいました。笑顔で「無料」といわれるとね、つい!
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