税率を選べる、自由。
Fromノグチ
先週末、実家の軽減税率対応補助金の申請が終了しました。
空港への帰り道、車の中では、やはり「消費税軽減税率」の話し。
ノグチの実家は、米酒食料品の小売店なのですが、食料品を扱っているので、当然軽減税率対応の店舗です。
店内飲食がないので、商品ごとに10%か8%かになります。
「先月も話したとおり、銀行さんからお薦めでね、ポイント還元の仕組みカード導入しようと思うのだけど、どうですかね。」
「ポイント還元ってキャッシュレスで払うと値引かれるヤツでしょう。」
「ね~、QRコードがイイよ、」
「スマホで買い物する人は、ウチのお店では少ないのよ。」
ノグチに、店主夫人(義妹)、加えて 姪2人。
協力して、モバイルPOSレジの設定をしたし終えたばかりの4人が、それぞれ意見を話し出すので、車の中は、会議室に早変わりです。
「でも、何で、こんなに大騒ぎになるの?」
「いるのよ。ポイント命の人が、、、」
「え~っ、お母さんだって、ポイント還元だから、こっちって選ぶじゃない。」
(ポイントをどう考えるかだけど、とにかくそれで、3%から10%まで
税率が、選べるのよ。)
「なんで?消費税ってお国が一律で決めているんじゃないの?」
ポイント還元のしくみ
ポイント還元の仕組みはコウです。
消費税は、2%上がる。
増税の痛みを軽減するために、5%か2%のポイントやキャッシュバックをする。
期間限定とはいえ、消費者にとっては、まさに渡りに船のルールです。
(ポイントをどう考えるかだけど、とにかくそれで、消費者は、どこで買うかで3%・5%・8%・10%と、選べるのよ)
「消費者が?私達が選べるの?」
Amazonで買うか?
大手系列のチェーン店で買うか?
近所の小売店で買うか?
普段だって、私達は比較します。
レビューでは、価格だけではない、使いここちも比較します。
新聞の価格欄では、全国的な価格比較も参考にします。
ただ、正直、この軽減税率をよく調べるまで、消費税が選択できるとは、考えてもいませんでした。
「知る」ことは、「自由」に繋がる。
購入する店舗で、消費税が違うなんて、そんなお国、日本の他にあるのか知らん?
消費税率を選べる、自由の国、日本です。
すっかり、素の買い物好きの一女性に戻ってしまった面々は、大騒ぎです。
私だって、日々の買い物は、お安い方がイイと思っています。
でも、どこがその登録店舗なのかは、お客様がよく分かっていない。
店舗も、自店が還元ポイントが使える店舗だと大きな声で発言していない。
(同じ事だよね。お客さんだって、税率が低くなるお店の方が、嬉しいじゃない?)
「あ~、問題はお父さんだよね。」
「社長取り替えない?」
「ホントだよね。いつまで古い考えにとりつかれているんだかぁ、、、」
(あー、弟よ。
消費者の心、とりわけ女性の心を読み取らないと、大変なことになる。)警告したくなった、コンサルタントの姉でした。
―ノグチ
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