改めて、コンサルタントの使命を考える
「後藤さん、また私の悪いところが出て、私の主導で課題を解決しようとしていました。先方のペースに合わせてアドバイスしていこうと思います。」
これは、先日私が支援している会社に紹介をした企業OBの方が、企業支援の中で私におっしゃった言葉です。
一方で、その方は「会社を退職してから、久々に自己実現で充足感を得ている」ということもおっしゃっていました。
私自身は、この方の経験・ノウハウが支援企業に少しでも役立つよう「プロデユース」をしていく所存で動いていくことになります。
私自身も、いろんな企業の支援をするに際し、「コンサルティングとはどこまでの領域をやるのか」について都度考えています。
かつて私のコンサルティングの師匠が「コンサルタントになりたいのなら、手足はないと思え」と言われたことがあります。つまり、「コンサルタントは自らのノウハウを支援企業に伝え、「企業自ら行動させる」ことが仕事である」という意味でおっしゃったと理解しています。
特に私たちのような士業は、お客様の業務の代行・代理を行うことが主業務になっており、お客様の意向をくみ取り、それを代わりに「手足を使って」形にすることに長けているあまり、こちらからアドバイスし、「アクションを行ってもらう」ことが実はできていない場合が多々あります。
コンサルタントはそれではダメなのです。
顧客自らが動き、そこから顧客独自の経験とノウハウを積み重ねて自らのものにしていただくことがコンサルタントの使命です。
私自身、このことを改めて心に留めて顧客支援を行っていこうと思います。
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