利益倍増・過去最高益に!経費をコントロールする「仕組み」作り
みなさんの会社は経費を削減していますか?
弊社でも、電気代、コピー用紙、カウンター料金、電話時間、照明、郵便代、交通費、宿泊費など様々な経費を減らす努力を行っています。
多くの会社でもKRBと同じように経費を減らす努力をしていることと思います。が、その経費削減の努力で会社の営業利益は増えていますか?
「経費削減を取り組んでいるけど、利益が倍になるほどは変わらないですよね?」と聞かれることもありますが、これは間違いです。
経費削減だけで営業利益は倍になります。なぜ、ならないのか?逆に、私は不思議です。
社長が口を酸っぱくして「経費を減らせ!」といっても、その場だけでなかなか長続きするものではありません。
「仕組み」を作るから維持できるのです。
経営を変革する上で最も重要なことは、「仕組み」です。
経営者が3カ月不在にしても、会社に「仕組み」があれば会社の利益は減るどころか増えていくのです。
ご参考までに、仕組みを作った会社が経費削減だけでどれくらい利益が改善されるかを実際のある会社の数値でお見せしたいと思います。
以下の数値は、それぞれ平成24年度、平成25年度、平成26年度の数値です。
売上高 3、546百万円、3,338百万円、3,091百万円
固定費 1,049百万円、1,003百万円、938百万円
営業利益 23百万円、53百万円、 51百万円
卸売業ですので、売上規模は数十億ありますが、売上が市場の影響を受けて減少しているにもかかわらず、営業利益を25年度は倍増させ、その後は横ばいを維持しています。
この会社には、経費をコントロールする仕組みがあるのです。だから、売上がいくら変動しても利益は減らないのです。
大事なことは、「経費削減ではなく、経費は最小にすること!」
繰り返します。
経費削減ではありません!
経費最小です!
この経費最小にする「仕組み」を作れば、経費は常に最小になり、利益が倍増することも難しくないのです。
利益倍増は、売上をあげるという方法以外でもできるのです。
売上は自分だけの力ではどうにもなりません。顧客という相手が意思決定をしてくれてこそ売上になります。が、経費は自分だけの努力で減らすことができるのです。
利益倍増、過去最高益が自分の努力だけで実現できるのです。
皆様の会社は、経費を最小にする仕組みができていますか?
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