どこにフォーカスするか
「営業の電話がくるので電話番号は消した方がいいですよね」
こういったご相談をいただくことがあります。
他にも
「英語でメールがくるので、メールを見るのが嫌になってきました」
「Facebookのメッセンジャーで宣伝ばかりする人がいるので、辞めたいです」
こういうご相談もよくあります。
さて、これをどう考えたらいいか?
こういった出来事の捉え方を間違えてしまうと、その後の対応も違えてしまいます。
ここは売上が成り立つかどうか、左右する重要ポイントになるのです。
こういった出来事をどう考えると売上が上がるようになるのか?
それは・・・
《どこにフォーカスするか》
です。
「営業の電話がくるので電話番号は消した方がいいですよね」
「英語でメールがくるので、メールを見るのが嫌になってきました」
「Facebookのメッセンジャーで宣伝ばかりする人がいるので、辞めたいです」
この場合、迷惑な人にフォーカスしています。
言い換えれば、決してお客様にならない人だけにフォーカスして、その人のために対処してしまっています。
ここにフォーカスしてしまうと、本当に来てほしい理想客があなたに連絡してくれなくなります。
誰を大切にしたいかという《どこにフォーカスするか》が非常に大切なのです。
注目すべきは、あなたにとっての理想客です。
理想客がちゃんと集まってくれるようにしているか。
それを考えていきたいです。
「理想客には来てほしいけど、嫌な人ばかり来るんです」
そうなんです。
特に起業した直後は、厄介な人がやたら目立ちます。
お客様よりも先に営業がガンガンきますからね。
だから、「電話番号載せるのをやめようかな・・・」と弱気になってしまう気持ちもわからないではありません。
感情はいくら揺れても構いません。
でも、フォーカスするポイントだけは揺れないでください。
いつも理想客の方にフォーカスしてください。
その上で、厄介な人の対処は、その都度あなた独自のルールとして決めていけばいいのです。
例えば、営業の電話だとわかった瞬間に、「必要ないです」と言い放って即効切る。
営業のメールは、全部無視する。
そして迷惑メール判定をしておく。
SNSの宣伝ばかりしてくる人もブロックするといいでしょう。
その際、一切反応はしないこと。
もともと、見知らぬ人とつながれるという趣旨で始まったSNSなので、当然ビジネスに有効活用できます。
最大限に活用していきたいところです。
ただし、どこの世界にも一定数変な人もいます。
そういう人がいるのが大前提として受け止めて淡々と対処しましょう。
「ネットは怖い」という人がいます。
でも、考えてみれば迷惑なお客さんというのは、実店舗でもよくある話ですよね。
店に嫌な客が長時間居座っていることを考えてみてください。
それに比べたら、まだマシですよね。
やっかいな人にフォーカスして、そこに時間を費やしてしまうと、怖れや不安が拡大してしまいます。
集客の打ち手を自分で閉ざしているようなものです。
だからちゃんと理想客にフォーカスして、そこに時間を費やしていきましょう。
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