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スマホ時代にすべきこと

白川博司
SPECIAL

通信販売コンサルタント

株式会社四方事務所

代表 

通販戦略なくして事業の成長はない! 20年間にわたり、300社以上の通販立ち上げに携わってきたプロコンサルタントが、経営者のための通販視点とこれからの事業発展の重要戦略について提示。

元号が令和となって1 ヵ月あまり。たびだひ三種の神器という言葉を目にするが、現代の三種の神器のひとつは、間違いなくスマホだろう。

経産省は5 月16 日、2018 年の国内のBtoC-EC 市場規模は17 兆9,845 億円 ( 前年比8.96% 増) と発表。中でも物販分野におけるスマホ経由のBtoC-EC は、前年比21.5%増の3 兆6,552 億円と、スマホが市場を牽引する役目を果たしている。

この数字は物販のBtoC-EC 市場規模の39.3%に相当する金額である。

これまで、スマホの利用は20~40 代が中心で、世代間に大きな差があったが、現在はその差が縮まってきている。総務省の統計では、50 代のスマホ利用率は14 年時点では41.8%だったが、17 年には72.2%に拡大。今後は消費支出額が大きい高齢者層のスマホ利用が徐々に増加し、物販系EC 市場はさらに拡大すると見られている。

日本の小売業全体の市場規模は140 兆円。BtoC-EC はその12%を占めるまで成長しており、しばらくこの拡大傾向に変わりはない。このようなスマホ時代において、通販企業は何を優先課題とすべきか考えてみた。

【ステップ1】現状のネット通販の徹底的な見直しを短期間で行うこと
 【ステップ2】外注先企業の最適化
 【ステップ3】スマホ通販対策
 【ステップ4】ネット販促経費の精査
 【ステップ5】内製化部分のスキルアップ

どの通販企業においても、新規増客CPO が限界値を超える状況にある中、今後、打開策となるのはスマホ通販である。

これから3 年後、5 年後の社会のニーズと自社の通販事業のあるべき姿を想像すれば、「スマホ通販」対策は喫緊の課題なのだ。

 

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