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社内交流の活性化で「働きがい」と「業績」を向上させる重要視点

SPECIAL

業績を伸ばす、アクティブメンタル体制コンサルタント

株式会社ココティアコンサルティング

代表取締役 

これまで2,500件以上の労働者のメンタルヘルス相談を受け、対応・解決してきたスペシャリスト。独自の「アクティブメンタル」体制構築で、多くの企業を支援する専門コンサルタント。中小企業が業績を上げ、持続的に成長、繁栄していくために必要な、社員が心身共に健康でイキイキ仕事に熱中し、能力を最大限に発揮できる職場環境を作りあげるオリジナルプログラムとして、いま大きな注目を浴びている。

イキイキ働く社員が育ち団結して業績が伸びるアクティブメンタル

働きやすい職場づくりの一環として、年中行事や社内イベントなどを盛んに取り入れている企業があります。自社のホームページでも社長自ら積極的にイベントに参加され、社員とのコミュニケーションを取る様子が紹介されています。

ですが、実際にお会いして話を伺ってみると、実はそれらのイベントはマンネリ化しており、最近では参加する社員も少なくなっているのだとか。社内のクラブ活動にいたっては、会社で多少の補助をしているにも関わらず、今ではほぼ活動停止状態になっているというのです。

このような社内行事やイベントは、導入しやすい、社員が楽しめるなどのメリットはあるのですが、しだいにマンネリ化し、飽きられ、本来の目的を見失ってしまうというデメリットがあります。

参加する社員も毎回似たような顔ぶれになってしまうと、交流の場というよりなれ合いの場になってしまいます。

そもそも、当たり前のように行事やイベントがあり、当たり前に参加して、いつもと同じような楽しい時間を共有するだけであれば、思い切って、全ての社内イベントを中止してもよいくらいです。「社員がただ参加しているだけ」「受け身で楽しい時間を過ごすだけになっている」場合は、早急にイベント自体を見直す必要があるのです。

見直す場合の視点は以下の3つです。

目的をはっきりさせる
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まず、目的をはっきりさせること。社内行事やイベントを頻繁に行う理由は何なのでしょうか。楽しい時間を職場の仲間と過ごすだけではなく、日ごろ、あまりじっくりと話が出来ないテーマを選び、グループ討議するのも良いでしょう。

  • 非日常の場で、自らの日常業務をあらためて振り返って、気になっていることやどうしたらよいかわからないことについて、考え、まとめて発表してみる。
  • グループの仲間の考えを聞いて、違う視点から考えてみる。一緒に語り合いながら解決策を模索する。

など、課題へのアプローチする場を捉えてみるという方法もお勧めです。

社員が主体的に関われるようにする
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2つ目の重要視点は、社員が主体的に関われるようにすること。例えば、グループ討議の最後に、日常業務への活かし方を考え、まとめるなど、次の行動を促すことが重要です。

日常の業務に活かす
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3つ目の視点は、イベントを離れてからも、仲間として相談できるよう積極的に勧める、場をつくるなどの工夫をすることです。職場においてネットワークを構築し、何か困った時やアドバイスが欲しい時、仕事を辞めたいとまで追い込まれた時など相談できるセイフティーネットをつくる機会と位置付けるのです。交流の場だけではもったいないのです。

社員にとって、楽しいに加えて、日常の業務遂行に何等か活かせる振り返りや、人脈作りなど、より効果的に社内行事やイベントを企画してください。それが、「働きやすい」だけではなく、「働きがいのある」職場づくりには欠かせないのです。

御社は、社内活動を働きがいのある職場づくりにしっかりと活かしきれていますか。

 

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