ホスピタリティでビジネスを成功する視点【社内をホスピタリティ化する!】
ホスピタリティを体系化する上で、スタッフがイキイキと仕事ができる社内環境作りは重要であり、スタッフのモチベーションやロイヤリティ、生産性に大きな影響を与えます。
サービス業にとって、そのスタッフから受けたサービスの印象がそのお店の印象であり、 評価となります。
『スタッフがイキイキしている店』と『やる気が感じられずやらされ感で仕事をしている店』とどっちに行きたいか?と考えると、言うまでもなくスタッフが輝いている店です。
そのようなスタッフ軍団にする為に何が必要か?という中で、私たちがコンサルティング で大切にしているのは社内環境、つまり『社内のホスピタリティ化』です。
やはり風通しが悪い環境であったり、モノを言えない環境であったり、コミュニケーション不足でどこかギスギスした環境だったりすると、当然、イキイキと働くことはできません。
サービス業は基本シフト制が多く、休みも不定期な為に十分なミーティングや情報共有ができないという点からも、このような課題に悩まれている企業様も多いのが事実です。
だからこそ『自分主体でなく、相手主体で考え行動する』というホスピタリティの考え方は大きな役割を果たします。
ホスピタリティは対お客様だけではなく、上司、部下の関係や仲間同士の関係にも大切なファクターとなります
まず、社内環境を整え『スタッフ全員がお客様に向かってひとつになること。』
これが重要です。
社長も、部長も、係長も、スタッフも、パートさんも誰もがお客様に喜んでいただきたい という想いを持っています。
しかし立場の違い、考え方の違い、部署の違いなどで、どこかひとつになれずに対立
してしまうことを私たちは多く目にします。
だからこそ、
『誰もがお客様に喜んでいただきたいという想い』を共有することから私たちのコンサルティングははじまります。 最初のセッションで必ずといって皆さんが言葉にするのは『みんな想いは同じなんだ』。
そこが出発点です。
そこから目的・目標を共有してしてお客様の為に何ができるのかを、それぞれの立場、 部署で考え実行していく。
今まで視点が他部署への不満や、上司への不満、会社への不満だったのを『お客様の喜びにベクトルを向ける』ことが重要であり殆どの企業が、これができていません。
実はそのことが重要であり、肝なのです。
今の環境で社長が『これからは、みんなでお客様の方向を向いてがんばろう!!』と
言っても、恐らく、今までも言ってきているはずだし、それで、変わるとは思えません。
これは、一方通行ではだめなのです。
みんなが双方向で想いをぶつけあって共感、共鳴することが大切なのです。
お客様へのホスピタリティの前に『社内のホスピタリティ化』実践してみてください。何かが変わるはずです。
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