自社を客観的に観ること(改めて)
「後藤さん、ある経営者の紹介で自社のことを分析し、戦略を立案するセミナーに参加したんです。自社のことを客観的に観ることができ、経営に生かすことができています。」
これは、先週ある会社の経営と技術に関するヒアリングをさせていただいた際に、その会社の社長がおっしゃった言葉です。
実際、そのセミナーにて作成された分析と今後のビジョン・戦略に関する資料を拝見すると、客観的な分析がされ、かつ自らのビジョンとそのアクションも具体化されており、内容の濃いものになっていました。実際に業績も向上されておられます。
このような会社に出会ったのは久しぶりで、こちらも非常に参考になりました。
このブログで、「自社を客観的に評価しビジョンと戦略を構築し実行することが大事」であることを何度も申し上げていますが、実際にそれを実践され、業績を上げておられる会社に出会うと、それが間違いでないことが確認できます。
例えば、
自社の経営資源(知的資産、保有設備、財務)は
どのような状況で、どうやって活かしているか?
自社の商品・サービスは何か?
自社の顧客は誰で、市場はどうなっており、今後どうなるか?
自社の競争相手は誰か?競争相手に対する優位性は何か?
等々を実際に文章化し、第三者とディスカッションすることでブラッシュアップすれば、自社のことが客観的に判断できます。
その結果を踏まえて、自社が変革するための課題を浮き彫りにし、解決のための具体的なアクションプランとスケジュールを策定し、実行に移せばいいということになります。
そのアクションプランの中で、知的財産の取得と活用が活かせるならば、それも盛り込んでいけばよいのです。
自社のことを客観的に俯瞰すること。
改めて問うてみてください。
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