直販化の準備期間
さて今回は、「直販化の準備期間」です。
先週の電話相談で、こんな質問を受けました。
「1年で「脱下請するしくみ」を読んで、元請になることは何となくわかったが、具体的にやる場合、実際、何から手を付けてどんな順番で取り組めばよいのか分からない。」
「今までの指導先は、どれぐらいで効果や結果が出ているのか。」
屋根屋で今現在、下請け100%だが、本に書いてあるように、今後は直接受注して、元請受注をこれから増やしていきたいと思うが、まず何を始めて、どれぐらい時間が掛かるか知りたいようでした。
ひとつ目の質問の、何から手を付けるかですが、
まず自社が何屋かはっきりさせること。
この方は屋根屋さんでしたので、どんな屋根工事、修理、サービスを仕事にしてきて今日まで経営してきたのか、業務の棚卸です。これは結構時間がかかる作業です。
そのあと、どの地域の誰に、あなたの専門工事をPRするか決める。これも決めないと、売りたいお客さんから見て、あなたが、どんなことしてくれるか分からない。
その次に、初めて、あなたの会社の宣伝です。宣伝しなければ、あなたの会社がここにある事自体伝わりません。
なんだかとても難しくて、ハードルも高そうですが、手順を一つずつ私と一緒にクリアしていけば、専門工事業の会社であれは、必ず出来ることです。
ふたつ目のどれぐらいの期間がかかるかですが、
これはどれくらい取り組む時間を掛けるかで全く違ってきますが、今までの実績で申し上げるなら、上に書いた準備期間で2、3ヶ月、実際のPRから初受注までだと、スタートから4か月あたりが多いです。
勿論、本人のヤル気と、取り組み時間が多ければ、最短、2か月目に大型物件受注してしまう方もいましたし、ゆっくりいく方は、半年から1年近く掛かった時もありました。
まず初めの効果、結果が出るとは、
PRを始め、あなたの会社にお問い合わせの電話が鳴るところですし、そのお問い合わせが実際の注文になるまでです。
なので、準備期間は、2か月から半年です。
あと、電話の鳴りやすい時期もあります。春先から初夏まで、秋口から年末です。
いわゆるリフォームシーズンになるからです。
とすると、リフォームシーズンを逃さないためには、いつからスタートさせるのが得策かわかりますよね。
今年、下請け体質の経営改革を起こしたいと考える社長のあなたなら、いつスタートさせますか?
弊社は、専門工事会社の直販化100%を実現している現役経営者の村松の考え方、具体的な実務の直販経営ノウハウすべてを提供しています。
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そのうち、ゆくゆくでは一生変わりません。
今度は、あなたがアクションを起こす番です。
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