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苦手なこと、わからないことへの対応法

SPECIAL

開業カウンセラーコンサルタント

有限会社ライフビジョン

代表 

開業カウンセラーに特化して指導する、専門コンサルタント。自らカウンセラービジネスを立ち上げ、軌道に乗せた経緯から、カウンセラーとして独立、活躍していくために最も重要なビジネス的視点と実務アドバイスを惜しみなく提供。稼げないカウンセラーが多い中、救世主的存在。

「パソコンが苦手なんです」

「わからないことだらけです」 

このように言われる方がおられます。 

とても素直に自分のことを表現されるので、それはいいのですが、その後、大きく分けて2つのパターンに分かれます。 

1つは、わからないままどんどん成長して、いつの間にか苦手なものを克服していくパターン。 

2つ目は、あいかわらず「苦手なんです」「わからないことばかりです」といって、ほとんど進歩しないパターン。 

当然、成長して苦手なものが気にならなくなる方がいいですよね。 

さて、「苦手なこと」「わからないこと」に出くわしたとき、どのように対応するのがいいのでしょうか? 

それは・・・ 

《即断即決》すること。 

苦手なこと、わからないことに出くわしたとき、無意識のうちに、心にフタをするかのように目をそむけたくなる心境になります。 

そして、しばらく別の作業をして、気を紛らわせます。 

これは、時間が経過しているだけで、何も解決していません。 

そして、再び苦手なこと、わからないことに直面して毎回同じセリフを言ってしまうのです。 

やっかいなことに、周りの人はいい大人なので、「私も苦手なんですよ。大変ですよね」「わかるわ~」と同調してくれることが多いです。 

そう言われると、ほっとします。

ほっと一安心すると、心が安定するので行動しなくなるのです。

 

もっとエスカレートしてくると、私の方がもっとあなたより苦手なんだとアピールする「苦手自慢」が始まったりします。 

入院患者が「自分の方が大変な病気だ」とアピールするようなものです。 

こんなケースもありました。

「私って自由人だから」というものすごい言い訳で、苦手なものから目を背けるという人もいました。 

これを続けていては、起業家として成長がないので、とてもマズイ状況です。 

さて、「苦手なこと」「わからないこと」に直面した時にどう対応したらいいのか?

先ほど《即断即決》とお伝えしました。 

やるかやらないかでいうと、「やる」しか選択肢はないんです。 

「やらない」選択肢は本来ないはずです。 

この《覚悟》が必要です。 

覚悟が定まっていないと、人は何をやってもたいした成果がでません。 

時間をかけた割には、上手くいかなかった経験ってありませんか? 

私自身の経験からしても、今までの私の生徒さんの様子をみていても覚悟が定まっていない場合、時間をかけたけど、大した結果が出なかった、ということが多いです。 

だから、まずは「やる」という覚悟を決めて、

苦手なまま、わからないままやってみる、

ということが起業家にとっては

絶対必要なことなのです。 

そして、どんどん行動、どんどん失敗する人は、肌感覚で起業家マインドを身に付けていきます。 

逆に失敗をしたくないあまり、堅実な路線でいこうとすればするほど、即断即決からは遠ざかっていきます。 

ここでちょっと補足をしておきますね。

わからないことを調べることは必要です。

IT用語は、意味がわからないものが多いですから。 

わからない用語を調べると、その用語の解説で、さらにわからない用語が登場します。 

さらに調べると、追い打ちをかけるようにさらにわからない用語が出てきます。 

つまり、完全には把握できないということです。 

だから「わかったようでわからん」という状況のまま、とりあえず手を動かすということが必要になるのです。 

やるかやらないかということで迷っていないで、「やる」しか選択肢がないということ。 

その覚悟をもって、《即断即決》していくことを意識していきましょう!

 

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