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働き方改革に成功するための仕組み

SPECIAL

人事制度コンサルタント

株式会社ENTOENTO

代表取締役 

会社を成長させる人事制度づくりで、700社以上の指導実績を誇る日本屈指のコンサルタント。日本の過去50年間の人事制度のつくり方とは異なり、経営者の評価と賃金の決め方を可視化してつくる画期的な人事制度は経営者から大きな支持を得ている。

『同一労働・同一賃金』対策。

それにはどのようにしたらよいのか、経営者は悩んでいます。 

同一労働であることを確認するためには、2つのことが必要です。

それは「どれほどの結果を出しているのか」

「そのプロセスは成果を上げているか」

この2つです。 

これは成長シートがあれば簡単に説明できます。

成長シートは、4つの構成要素で成り立っています。 

  1. 期待成果 (結果)
  2. 重要業務 (プロセス)
  3. 知識・技術(プロセス)
  4. 勤務態度 (プロセス)

 

この4つの構成要素で成り立つ成長シートで成長点数が算出されれば、正社員でも、嘱託社員でも、パートさんでも、同じ賃金を支給しなければならなくなるでしょう。 

ただし、もう1つ条件があります。

それは、雇用条件がどうなっているかということです。 

例えば、すべての職種に異動できるか。

日本でも海外でも全ての勤務地に赴任できるか。

フルタイムで仕事をしているのか。残業をすることはできるのか。

深夜残業はできるのか。

朝早く仕事はできるか。夜遅く仕事はできるか。勤務時間帯に制約はないか。

休みは曜日関係なく会社の指示によって休むことが出来るか。

それとも特定の休みたい曜日があるのか。 

その他、様々な雇用条件があります。 

これが全て同じであることが確認できた時に、従業員は同じ賃金となります。

月給であるか日給であるか時間給であるかは全く関係ありません。 

しかし、雇用条件が違えば、当然のことながら賃金は違ってくることになります。 

この2つの条件を確認しながら、『同一労働・同一賃金』の対応を

しなければなりません。 

一般的に『同一労働・同一賃金』は、同じ働きであれば同じ賃金であると考えられていますが、そもそも、同一労働か否か評価できない会社が多いというのが現状でしょう。 

そのために、あらゆる雇用形態の従業員、執行役員、正社員、嘱託社員、パート・アルバイトさん、様々な従業員の会社統一の評価の仕組み、成長の確認の仕組みを、今回、急遽導入することが必要になりました。 

そしてそれぞれの雇用条件も同時に明らかにすることを、今すぐ始めてもらいたいと思います。 

それによってこの『同一労働・同一賃金』対策は、意外と簡単にできます。

 

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