社員のやる気を上げる方法があります
経営者の悩みの1つは、社員のやる気が落ちた時にどのように指導をしたら良いかということでしょう。
この時に忘れていることが2つあります。
1つ目は、やる気のない社員は1人も採用していないということです。
2つ目は、やる気のない社員はいても、その一方でやる気のみなぎっている社員がいることです。
この2つが分からなければ、このやる気のある社員を入社の時と同じようにやる気を出させることはできません。
まず、やる気のない社員の成長点数は何点でしょうか。
やる気を失った社員の80%以上が成長点数40点未満です。
成長シートの成長基準で説明すれば、成長基準が1点、または2点が多い段階の成長です。もちろんこの場合には期待成果が1点以上に成果を上げていることはありません。
つまり概ね、現在この社員が褒められることはありません。しかし40点未満の部下は他の上司にも存在します。
では、40点以下の部下を持っている上司の下でやる気を落とさずに成長している社員がいたらどうでしょうか。
やる気を落とさずに成長点数が低い社員をどのように指導しているかを調べることが大切です。
多くの場合、この成長点数の低い社員は「優秀だ」と褒められることはありません。しかし、この成長点数の低い社員の上司は、こんなことを承認していることは間違いありません。
「君もこの仕事を少しできるようになったね!」
「君はこの知識がやっと少し身についたよ。頑張ったね!」
その社員の小さな成長を成長として認めていることです。
この小さな成長を認めることが、その認められた部下の意欲に火をつけていることは間違いありません。
全ての社員に共通することは、成長基準が入社の時から4点、5点であったことはありません。すべて1点からのスタートです。
1点から5点に駆け上がるスピードが他の社員と比べて早いか遅いかの違いであり、今、優秀だと言われている社員はそのスピードが速かったのです。
しかし、ゆっくり上っている社員も決して遊んでいる訳ではありません。しっかりとその階段を踏みしめながら登っています。
その一歩一歩の小さな成長を認めることが、どれほどその社員の意欲を掻き立てるか。実際に成長点数が低くても意欲を持って仕事をしている社員がいれば、その上司の部下指導の仕方が優れていることが分かるでしょう。
我が社の中ではこのように部下指導を優れたやり方でやっており、全ての社員を意欲的に成長させている上司と、成長点数の高い部下は成長させることができても成長点数の低い部下を育てることができない上司がいます。
この違いを会社でしっかりと把握しているかどうかです。これさえ分かれば、今後一切やる気のない部下が発生することはありません。
全てのコツは我が社の中にあると知ってください。
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