社員教育の内製化が進む
社員教育は、社内教育と社外教育に分けることができます。
社外教育は社員を外部の研修機関に社員を派遣して研修させることです。社内教育とは社内で社員に教育研修をすることです。
この社内研修を最も効果的に行う方法があります。
それは成長シートの活用です。
成長シートが我が社にあれば、我が社の成長シートで80点の社員と30点の社員の存在が分かります。
この点数の違いは勤務態度の遵守度の違い、知識・技術の習得度の違い、そして重要業務の遂行度の違いです。
それぞれの社員が成長基準1点~5点の中で評価されていますが、その成長の違いによって成果の大きさに違いが出てきます。その結果が現状の業績です。
この最も高い成果を上げている80点の社員がやっていること、またはその業務を行うために身につけていること、そして守っていることが全て成長シートに可視化されていれば全ての社員は80点になれます。
これは難しいことではありません。
勤務態度を守ればよいのです。
知識・技術を身につければよいのです。
重要業務が遂行できればよいのです。
優秀な社員はそれを教えます。
これによって、いつか全ての社員が80点以上の成長点数になります。
今いる優秀な社員も80点から90点、100点と点数を高めていきます。
そのときに我が社の業績が1.5倍以上になることは間違いありません。約束された業績の向上です。
「全ての社員が優秀になったら我が社の業績が1.5倍になるのです」
という経営者の目標発表に反対する社員もいないでしょう。
そのための研修は、社外か社内かどちらでしょうか?
これは社内研修になります。
なぜなら、我が社の社員がなぜ優秀かは他の専門家にはわかりません。知っているのは我が社の社員だけです。
そして、重要業務の遂行度が4点、知識・技術の習得度が4点、勤務態度の遵守度が4点、それぞれ4点になった成長要素ごとの優秀な社員が社内で講師になるのです。
これによって、全ての社員が我が社にいる優秀な社員から教えられて、成長の階段を今まで以上にスピーディーに上っていくことになります。そしてやがて全ての社員が成長基準の4点に近づくことになるでしょう。そのときに業績が1.5倍になるのです。
もっとも、我が社は、今後も存続発展していく必要があります。
そのためにはこの4点以上、つまり成長点数が80点以上の社員は、大いに社外の研修に行ってもらうことが必要になります。
「社外の研修に行きますか?」という質問にハイと手を挙げるのは成長点数80点以上の社員です。常に新しいことに挑戦していくこの社員には大いに社外研修が役に立つでしょう。
そして新しいことに次から次へと挑戦し、その成功した内容を成長シートに盛り込んでいく。そのことによって成長シートは常に優秀な社員と共にブラッシュアップされることになります。
これを続けることによって、全ての会社は永遠に存続発展することになるのです。
優秀な社員がより優秀になっていく。そしてそれを6割のまあまあの社員、2割のこれからの社員が後を追って成長していきます。
社員教育の内製化は社員の成長を健やかにするばかりではなく、その結果として今まで以上に会社の業績を上げることになるのです。
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