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コンサルタントの本の見分けポイント

SPECIAL

コンサルティングビジネス専門コンサルタント

株式会社ドラゴンコンサルティング

代表取締役 

「コンサルティングビジネス」専門のコンサルタント。これまで個人 法人400以上の指導実績を誇る。
 個人コンサルタント向けの指導で積み重ねたノウハウを用い、企業向けには、カタチが無く、売るのが困難な「知的財産・ノウハウ」などを高利益率で売る「コンサル手法を活用した経営指導」や「独自のコンサル事業部づくり」などを展開。企業に眠っているタダと思われていたモノを「宝の山」に変えることで定評。
 2012年、株式会社ドラゴンコンサルティングを設立。現在、同社代表取締役社長。1969年生まれ、千葉大学法経学部卒。

20150522_03「あの人は本を書いている“先生”だから大丈夫ですよね?」── よく耳にするフレーズの一つです。もともと出版業界にいたものですから、それがどういう意味を示しているのか、よく分かっています。

重要なことは、どこの出版社なのかでもなければ、どの編集者なのかでも、そして「売れているかどうかということでもない」ということです。

断定しますが、売れているかどうかと、そのコンサルタントの力量とは、まるで関係がありません。むしろ、変に売れていればいるほど、およそタレントとしての力量はあっても、コンサルタントとして力量は、まず期待できません。

常識的に考えれば分かりますが、一般大衆に売れるということは、そこに耳触りのいい内容がつづられていることであり、「ひっぱりだこ」になっているということは、もはや一般的になっていて、その著者は「講演」で忙しいことになっているからです。

要するに、コンサルティングを依頼すべき対象ではない…ということが、簡単に分かる訳です。

どういう人に頼むべきか、それは、ズバリ、「本のテーマに主旨があり、そのことに論理的に説得力がり、自社に仕組みを作れる内容かどうか」ということ、このことにつきます。

情緒的な内容や、体験談、実技の内容は、それはインストラクターや講師、実技指導者の場合ならいいですが、コンサルタントの本としては考えざるを得ないということです。自社を本当に伸ばしたい経営者は、しっかりと見極めてください。

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