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永く続く会社の社長が知っている「売上」よりも大事なこと

SPECIAL

ダイヤモンド財務コンサルタント

ユメリアコンサルティング株式会社

代表取締役 

次世代経営者専門の財務コンサルティング機関。同族会社のオーナー社長・二代目社長に対して、経営基盤を頑強なものにする、「ダイヤモンド財務」の築き方を指導。

当社は、同族会社と社長の財産管理(お金が残る仕組みづくり)実務の専門機関なので、実に様々な会社経営にまつわるお金の相談ごとが寄せられます。今までは、後継社長さん世代の方々が多くご相談にお見えになられていたのですが、最近では、スムーズな次世代へのバトンタッチを目的に、全国各地から先代社長さん世代の方々もお見えになられるようになりました。

ご年齢は60代や70代など、経営の第一線で采配を振るうこと自体が、体力的にも精神的にも大変なことと思います。そんな中「次世代のために…」「家族や社員のために…」と、月に1回ダイヤモンド財務化に取り組まれるわけですから、当社としても「何とかして社長さんのお役に立ちたい!」「後継社長さんが安心して経営の舵取りができるようなお手伝いがしたい!」とあらためて強く思うのです。

お見えになられる社長さんの中には「自分なりに財務の実務はやってきたけど、イマイチ思うような結果が得られない…」という方、その一方で「今まで一切財務の実務に関わってこなかった…」という方もいらっしゃいます。状況は人それぞれですが、あくまでも個々の会社にあった結果が得られなければ、意味がありません。コンサルティング導入時点では、社長さんが今までどのような考え方で経営の舵取りをしてきて、今現在、どのようなことに経営課題を感じているのか…をじっくり掘り下げ、目指すゴールを具体的にしていきます。

日々、コンサルティングの現場に限らず、多くの経営者と関わる中で常々感じることがあります。特に、バブル世代や高度経済成長期を経験したことのある世代の社長さんほど多い「間違った常識」です。

「売上が増えれば、経営が安定して潰れない会社になるはず…」「お金のことは、経理や税理士に任せておけば大丈夫…」と考えている社長は、会社の真の経営課題に気付くことができません。なぜなら、自社が抱えている真の経営課題に真正面から向き合う方法を持ち合わせていないからです。逆を返せば、もし、社長が財務を知らないままで経営が上手くいっていたとしたら、それはある種の幸運…といっても過言ではありません。

強く永く続く会社の社長は、多かれ少なかれ「財務」の実務を知り、その重要性も理解しているものです。逆に財務を知らない社長の多くは、何年、ひどい場合には何十年も「事業は順調なはずなのに、なぜかお金が残らない…」「銀行への借金がなかなか減らないけど、その原因がわからない…」「どうしてウチの会社は、いつもお金が残らないんだろうか…」という漠然とした不安を持ち続けているのです。

大切なことは、社長自らが「売上をつくる能力」と「お金を残す能力」は全く別であるという事実に気付くことです。売上が増えれば潰れない会社になるのではありません。財務が岩盤だからこそ、事業を自由自在に操れるから、潰れない会社になるのです。つまり、財務中心の会社づくりこそが事業永続のキーポイントなのです。

あなたが豊かな成長繁栄を手に入れるとともに、次世代に続く強い会社づくりを本気で目指すのであれば、自らが「財務」の実務を知った上で、自社の財務を磨き上げる努力をしていかなければならないのです。もちろん何歳からでも「財務」の実務を習得していただくことはできますが、「財務」の実務は一生モノの価値があるものです。早くに習得すれば、その知識や技術を長く使い続けることができるため、結果的に多くのリターンを得ることができます。そんなこともあり、当社では出来る限り早い段階で財務中心の会社づくりを目指すことをオススメしているのです。

ダイヤモンド財務®コンサルタント
 舘野 愛

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