第3話:中小企業が絶対にやってはいけない◯◯◯!?
【集客の仕組み化・営業の仕組み化・人材育成の仕組み化】、3つの仕組み化で最短ルートの成長戦略を指南する“導線経営”コンサルタント中丸秀昭です。
前回は「お客様から選ばれるための2つのアプローチ」についてお伝えしました。今回は「中小企業が絶対にやってはいけない◯◯◯!?」についてお伝えします。
先ずはじめに「◯◯◯」に入る言葉ですが、「値上げ」か「値下げ」のどちらかで前回コラムの最後の質問の答えでもあります。私が、経営者の方に、強く呼びかけているのは、
絶対に「値下げ」しないでください!!
ということです。なぜなら、中小企業にとって、価格を下げることほど大きなダメージを与えることはないからであり、値下げをするということは、自分で自分の首を締めているのと同じことです。
従って、中小企業が取るべき戦略、戦い方は「値下げ」による「価格戦略」ではなく、他社に負けないように商品・サービスの価値を上げることで「顧客の欲求度」を上げる「価値戦略」でなければならないのです。
前回も解説しましたが、「顧客の欲求度」となる下記の分数をもう一度、良く見てください。
◯◯が価値、△△が価格です。この図を見ても明らかなように「顧客の欲求度」を上げるには仕入れが発生する「商品・サービスの価格」を下げるアプローチだと限界がありますが、「商品・サービスの価値」を上げるアプローチであれば限界がないということです。
つまり、「価値=顧客の欲求度」は社長の経営手腕一つで無限に引き上げることが可能であるということです。
では、実際にどのように「商品・サービスの価値」を上げていけば良いのか、お話ししたいところですが・・・
なぜ、値下げをしてはいけないのか!
という経営者の方もいらっしゃると思うので、次回は、絶対に!値下げをしてはいけない3つの理由について、その理由を明確にお伝えします。