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名刺で判る、怪しいコンサルタントの見分け方

SPECIAL

コンサルティングビジネス専門コンサルタント

株式会社ドラゴンコンサルティング

代表取締役 

「コンサルティングビジネス」専門のコンサルタント。これまで個人 法人400以上の指導実績を誇る。
 個人コンサルタント向けの指導で積み重ねたノウハウを用い、企業向けには、カタチが無く、売るのが困難な「知的財産・ノウハウ」などを高利益率で売る「コンサル手法を活用した経営指導」や「独自のコンサル事業部づくり」などを展開。企業に眠っているタダと思われていたモノを「宝の山」に変えることで定評。
 2012年、株式会社ドラゴンコンサルティングを設立。現在、同社代表取締役社長。1969年生まれ、千葉大学法経学部卒。

92bcb7084b4d0e9c0e6a9afb55d3b1ce_s「初めまして、わたくし、コンサルタントの○○です」── お互い名刺を出してお辞儀をして…というビジネスシーンはよくあるものです。

さて、もらった名刺を見ながら、このコンサルタントと名乗る人の実力やいかに? と思われた社長も多いと思います。

たかが名刺、されど名刺です。たった一枚の名刺ですが、色々なことが判ります。今回は、その判別ポイントをご紹介したいと思います。

名刺で見るべきポイントは、大きく3つあります。

1つ目は、肩書きです。○○コンサルタントという肩書以外に、余計なものがたくさん並んでいたら要注意です。「○○士」「認定○○インストラクター」「○○会、理事」「○○資格保持」…など、ずらずらっと並んでいる名刺と遭遇することがあります。

冷静に考えてみてください。本業がとても上手く行っていたら、それをアピールするのが当たり前です。余計なものを混ぜれば、それだけ訴求力が落ちるもの。つまり、○○コンサルタントで、しっかりやれていれば、余計な肩書きはむしろマイナスになるハズ…ということです。

2つ目は、写真です。もちろん、名刺に写真がない場合は判断できませんが、写真があった場合、その写真は誰を向いたものになっているかを見て下さい。

その時、「俺、かっこいいだろぉ~?」とか「私、きれいでしょう?」といった、いわゆる「自分大好き系」の写真であれば、これは芸能人やタレントの思考回路ということがスグにわかります。事業経営のお手伝いをする、本物のコンサルタントであれば、「真面目に仕事をする」ことに力点を置くことは、言うまでもありません。

3つ目は、プロフィールです。インターネットや大きなパンフレットであれば、書きたいことをズラズラ書くスペースもあります。しかし、名刺は、サイズの制約上、いわば最も小さなアピール紙面というべきものです。

ちょっと考えてみてください。極めて限られた紙面で、そこで自分のアピールをするとしたら、優先順位が高いものから掲載するのは当然のことのはずです。

コンサルタントにとってアピールすべき優先順位の高いものとは、「実績」や「主義主張」です。こうしたことが掲載されておらず、もし幼少のころの話や趣味の話がつらつら~っと出ているとしたら、それはどういうことか…という単純な話です。

たった3つのポイントですが、ストックされている名刺を眺めてみてください。
 そして、今後の名刺交換の際に、ぜひ活用してみてください。

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