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時間の使い方に主体性を発揮して、課題に取り組む

SPECIAL

成長支援部づくりコンサルタント

ヒーズ株式会社

代表取締役 

会社の大元となる「総務」を革新すれば、すべての事業部に影響を与え、顧客志向になり、驚くほど業績が伸びる。経営者が着手すべき、「成長支援部づくり」を指導。

時間の使い方に主体性を発揮して、課題に取り組む

「ヒーズの時間を取っています!」

月2回のペースで打合せをやっているクライアントさん。先日打合せした際、各セッションの間も自分で時間を作って、経営課題に取組んでおられる旨、話をしてくれました。

我々は打合せの際、最後に「では、次回までにこれをやってみましょう」ということを決めます。

1回の打合せは約2時間。その間は経営者と真剣に向き合っていろいろな課題についてディスカッションします。その場で結論が出ることもあれば、次回の打合せで引き続き検討するということもあります。

いずれにせよ、2時間打合せをしたからといって、会社の業績が急に良くなる訳ではありません。大事なのは打合せが終わった後に、経営者が具体的にどういう行動を取るかです。

もちろん、課題が出ても、忙しくて取り組めないということもあります。特に我々の場合は、主に重要だけれど緊急ではないことに重点を置いてご支援しているため、場合によっては、次の打合せの時に、経営者が「まだ手をつけていないんです」と回答することから始まる時もあります。

しかし、比較的早く成果が出ている経営者に共通していることは、意識的に時間を作って、重要だけれど緊急ではないことに取組んでいるということです。

冒頭でご紹介したクライアントさんも、手帳に「ヒーズの時間」と記入することで、その時間だけは集中的に自分がなすべき課題に取組んでいるとのことでした。

毎日忙しいと、どうしても「今日中にやらないとダメ」、「納期は明後日なので」といった仕事が優先されます。そして、それらの仕事の大半は、主体的に決めたというよりは、なんとなくとか、相手の都合に合わせて決められたものです。つまり、時間の使い方という点では、受動的です。

時間はすべての人間にとって平等に与えられています。そして、その時間を何に使うかは本人が主体的に決めるのがベスト。

取組むべき課題を先送りにするのか、面倒でも時間を決めて自ら主体的に課題に取組むのか。数ヵ月経つとその差は歴然と出てきます。

 

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