営業マンが飛び込み営業で意識すべきこと
「時代に合わないですよ。今どき飛び込み営業なんて」
「そうですか?私にとっては営業の原点ですが…」
昨今を問わず、飛び込み営業とは辛いものです。
私も現役時代、同行営業支援を通じてこの年(62歳)になっても抵抗感はあります。
アポなしの訪問ですので、訪問先では当然
「仕事の邪魔をされる」
「強引に何か買わされるのでは」
等、嫌がられる理由はたくさんあります。
同行で飛び込み営業をご支援する際、私は営業マンとある事を約束します。
そのある事とは「限界まで挑戦する」です。
営業マンは、飛び込み営業の際には「今日の目標件数に達したからやめよう」とか、訪問先の前で「ここは売れそうにないからやめよう」とか、自らやめる理由を考えてしまいます。
しかし、それでは成長しません。
先日、某証券会社さんの営業Mgrとお話しをした際に、1日に100件の訪問と30件の電話を目標にするというお話しがありました。
ある営業マンは何も考えないで、とにかく汗をかいて訪問してくる。
すると、自分なりに何か手ごたえを感じている。
ある営業マンは何となく疲れた顔をして、理屈や言い訳をしながら帰ってくる。
結果、本人にはやらされ感だけが残る。
営業の仕事はスポーツと同様、自分の限界に挑戦すると何か掴んでくるものがあります。
その何かとは、(少し抽象的ですが)自分だけが経験した情報と過去の知識が体系化され、科学の目でとらえた「こと」です。
それを基本に、目標に向けた論理的な計画を立てる。
営業経験が何年でも、体力と時間の許す限り挑戦する。
私が最初に仕えた営業部長がよく語っていました。
「営業とは科学です」
皆さんは、営業活動の限界まで挑戦した事がありますか?
今回も最後まで、読んでくださりありがとうございました。
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