最新ツールの情報収集と活用の体制作り
「後藤さん、このタイムスタンプって結構有益なツールだと思いますよ。この機会に、クライアントにお勧めしてはどうですか?」
これは、先週末に広島で開催された弁理士会の研修で、担当講師が私に仰ってくれた言葉を意訳したものです。
タイムスタンプとは、簡単に言えば公証役場で押してもらう確定日付の電子版みたいなもので、その日付に確かにその文書が存在していたことを証明できるツールです。
知的財産においては、公開して特許を取得すべきものと、マル秘にしておくべきものがありますが、このタイムスタンプは、マル秘にしておく際に合わせて使うことで「自社のノウハウである」ことを証明することも可能になります。
それ以外にも、いろんな使い方ができるので私なりに研究をしてみようと思います。
ただし、このタイムスタンプもあくまでも「ツール」であるだけで、使う目的と効果を明確にした上で利用しないと、単なる無駄な業務に終わってしまいかねません。
一方で、このような最新ツールの存在を知り、自社で活用できるかどうかを検討することも必要です。
最新情報を常に入手できる体制でなければ最新ツールの存在自体も把握できないということです。
つまり、
- 自社が関連する分野や業務における最新情報を常に把握し、
- 自社でそれが活用できるかどうかを目的と効果から検討し、
- 導入するかどうかを決め、
- 導入したら有効活用する。
という体制ができていないといけないことになります。
これ、できているようでできたいない企業が多いのではないでしょうか。
特に中小企業やベンチャー企業のように経営資源が限られている企業ではなおさら、外部の力も借りてこの体制を創っていくべきです。
最新ツールの情報収集と活用の体制作り、必要ですよ!
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