新人営業マンに考えてほしい「雑用」の本意
昨年入社した、新人営業マンの一言です。
「新人だから仕方ないですが、仕事がおもしろくないです。指示される仕事は殆どが単純作業大学をでてやる気満々なのに、厳しさと雑用の毎日で押しつぶされそうです」
そんな新人営業マンには、いつも次の言葉で応援エールを送っています。
「世の中に、雑用はない」
新人営業マンは、配属先が決まるといよいよ現場一線で働けると意気揚々です。
ただ、現実はお茶くみ・先輩の机拭き。コピー等仕事の8割は雑用と一般的に思われがちです。
しかし、これは雑用ではありません。
ノートルダム清心学園の元理事長でシスターでもある渡辺和子さん
彼女の著書「置かれた場所で咲きなさい」の中にこんな一文があります。
雑草という名の草が植物図鑑にないように、雑用という用もない。
用を雑にした時に、雑用は生まれる。
私は新人時代、この言葉を知りませんでしたが、最初についた先輩から、同じことをご指導頂きました。
提案書のコピーを依頼されたら1部余分にコピーをして、勉強させていただく。
そして、それが提案書であればバインダーに綴じてお渡しする。
憧れの先輩はどのように仕事をしているのか?
整理された机を見ながら、3年後の自分の目標になるようイメージしながら拭いていました。
これら、一見雑用のようですがひとつひとつ心を込めてするよう私は心がけてきました。
お茶くみや先輩の机を拭くだけではなく、営業日報の作成、上司への報連相、書類や机の整理…
これらは数字を求める事を重視するあまり、「雑な用」になりがちです。
しかし、世の中に「雑な用」は存在しないのです。
貴殿は、雑になりがちな用を雑にしない。
そんな気持ちで、仕事ができていますか?
今回も最後まで、読んでくださりありがとうございました。
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