社長の思いが社員に伝わらない理由
高度成長期においてのサラリーマンは、戦後の日本を立て直すという使命感があり、それに背くことは「非国民」だという認識が働いていました。そのお陰で経済は著しく成長し、会社の売上も伸び、給与もあがっていくので、会社の目論みと社員の目論みは、ある程度一致していたとみることができます。
社長が、給与をあげていくぞ!というと、社員も「おー」と応える、わかりやすい時代だったとも言えます。
しかし、成熟時代においる社員は「給与をあげる」という欲は、強固に働いていません。会社は、利益がないと次なる未来を描くことは出来ないのに、これでは「お金」というものを軸にしての共通認識が保たれないことに繋がります。
これが社長の思いが伝わらなくなった一つの原因とみることは出来るのではないでしょうか。
この状態を打開し、社長の思いを伝え、売上・利益を上げて行き、その利益を元に次なる成長の柱を築いていくためには、「動機づけ」を、もっと突き詰めて考えなければなりません。
御社を引っ張っていっている社員は、何によって動機づけされるのか。
どうそれを維持するのか?
御社では、明快な回答は見つかっていますしょうか?
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