野球とコンサルタントの意外な関係②

前回は野球の「役割り」についてお伝えしましたが、今回は「ゲーム特性」についてお伝えしたいと思います。
野球の「ゲーム特性」のひとつとして、独特の「間」というものがあります。実はその「間」が、野球の面白みを生み出している大きな要素と言えるでしょう。
例えば、打席に立ち配球を読む時など
- 前の打席に入った時のこと
- 前後を打つ打者との兼ね合いやイニング
- ゲーム展開や、さらには守る側であればどのタイミングでスチールやエンドランを仕掛けて来るのか?
- どのタイミングでピッチャーを代えるのか
などバッターボックスに立っているだけでも、常に様々な仮説を立て検証し続ける事を繰り返しているのです。
ある著名なコンサルタントの方に「松本さんは、どこでそのコンサルタントとしての能力を身に付けたの?」と聞かれたことがありました。
その質問を頂いた事がきっかけで、自身の歩みを振り返り気付いたのが、この野球の「ゲーム特性」だったのです。
私が普段から流れを読みながら今後の展開を予測立てて過ごしているのは、この野球を経験していなければ培えなかった能力だと思います。
野球には様々なシーンやドラマがあり客観的に引いて見る事が大切なのですが、そのような意識や感覚も、コンサルタントに求められている能力と似ているのではないでしょうか。
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