まとめ作りか少しずつ作るか?
昔は多くの工場では生産効率を考えてまとめづくりをしていました。
しかし、まとめづくりは必要以上に作ってしまい売れ残るリスクも大きくなります。
そこで最近は多くの工場でできるだけ小ロットで生産する取り組みが行われています。
では、まとめづくりは良くなく、何でも小ロットでつくるのがいいのか?
そんな指摘をしている本を読みました。
たとえば、お客さんから大口の注文をもらったらどうしますか?
それでも小ロットでつくりますか?
「そんなときは大ロットでつくりましょう」
たしかにお客さんからの注文は確実なら、わざわざ小ロットでつくるのはナンセンスということです。
まさにその通りです。
前工程が加工で後工程が組立ならば、組立はまとめて大ロットでつくりたいでしょう。
でも前工程の加工はどうでしょう?
加工は大口の注文に必要な部品加工だけでなく、他の注文の部品加工もしなければなりません。
大口の注文に必要な部品をまとめて持ってこいと言われても加工は困ってしまいます。
そこまで考えると、組立も必ずしも大ロットがいいということにはなりません。
確かに何でもかんでも小ロットという訳ではありません。
でも確定注文だからといって、何でもかんでも大ロットという訳でもありません。
注文の内容、工場の特性を考えてどのようなロットサイズでつくるか考えなければなりません。
みなさんの工場はどうやってロットサイズを決めていますか?
コラムの更新をお知らせします!
コラムはいかがでしたか? 下記よりメールアドレスをご登録いただくと、更新時にご案内をお届けします(解除は随時可能です)。ぜひ、ご登録ください。
Warning: Undefined array key 0 in /home/xb528411/jcpo.jp/public_html/wp-content/themes/jcpo_theme2020/inc/inc-under-widg.php on line 4
Warning: Attempt to read property "term_id" on null in /home/xb528411/jcpo.jp/public_html/wp-content/themes/jcpo_theme2020/inc/inc-under-widg.php on line 4